ここのところシルヴァーの値段が
また上がっています。
私の働くお店でもシルヴァーを買いに来る
シルヴァースミスの数がかなり減っています。
作品が売れなければ収入がないけれど、
その作品を作るのに必要なシルヴァーが
高いので買えないという悪循環。
お店ではシルヴァーのスクラップを持って来たら
その日のレートで換算して、そのクレジットを
お店で使うことが出来ます。
シルヴァースミスたちは切れっぱしや
カットした時に出来るシルヴァーの粉を集めてためて
おいたのをお店に持って来て、
それで換算された金額を使ってまたシルヴァーを
買うのです。
ところが最近この、持ち込まれてお店が買って
選別して<クリーンスクラップ>として売るスクラップを
買ったナバホのお客さんからのコンプレイン。
溶かしてみたら、シルヴァーではない金属が
混じっていて、型に作れないのだと。
実際溶かしてみてヘンな塊になったものを
返しに来るお客さんも・・・。
彼らは買ったスクラップを溶かして型に取って
CASTINGという方法でジュエリーを作る人たち。
おもにナバホです。
CASTINGには casting grain と呼ばれるシルヴァーの
ちょっと大きなお米ほどのサイズの
シルヴァーを使うのがいいのですが、
いかんせんこちらは値段が高い。
で、お店が買ったクリーンなスクラップを買い求めて
使うわけです。
ところが最近この、持ち込まれてお店が買って
選別して<クリーンスクラップ>として売るスクラップを
買ったナバホのお客さんからのコンプレイン。
溶かしてみたら、シルヴァーではない金属が
混じっていて、型に作れないのだと。
実際溶かしてみてヘンな塊になったものを
返しに来るお客さんも・・・。
彼らは買ったスクラップを溶かして型に取って
CASTINGという方法でジュエリーを作る人たち。
おもにナバホです。
CASTINGには casting grain と呼ばれるシルヴァーの
ちょっと大きなお米ほどのサイズの
シルヴァーを使うのがいいのですが、
いかんせんこちらは値段が高い。
で、お店が買ったクリーンなスクラップを買い求めて
使うわけです。
フラッグスタッフ店では扱っていませんが、
↑の写真にあるように、
本店のギャロップ店ではシルヴァーフィルドという
シルヴァーの板を扱っています。
シルヴァーが含まれるのが10%と25%の2種類。
これはジュエリーに sterling silver のスタンプは
押せません。
sterling silver は92.5%シルヴァーということですから。
ところがこういう silver filled のシルヴァーを使って
それをスクラップとしてトレード
しに来るやからがいる。
というので私の働くお店ではしばらく
スクラップを買わないことになりました。
でもこれだって額循環。
そうしてそんなもの売るの?って言う話になりますよね?
☆
最近お店ではターコイズが売れません。
みんな染めたマグナサイトを買うからです。
ぱっと見にはトルコ石だとみんな思うでしょう。
いやな時代です。
あのきれいなトルコ石色の石は
今やマグナサイトであることの方が多いでしょう。
本物のトルコ石の値段は上がる一方ですから。
道ばたなどで売るナバホたちにはとても
採算が取れないですから。
シルヴァーのジュエリーだって、
sterling silver または
925 のスタンプをどこまで信じられるか・・・。
悲しい時代です。
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