2011年1月26日水曜日

インディアンとカジノ

NAVAJO-HOPI OBSERVER
毎週水曜日に出るフリーペイパーです。
今日出たその新聞のコラムにこんなのがありました。

これは<オピニオン>のコーナー。
投稿しているのはこの新聞の主編集者
のナバホの男性です。
タイトルは<カジノはナバホ国の未来にとって
真の回答となるのか?>

フラッグスタッフからそう遠くないTWIN ARROWS
というところにオープン予定の3つ目のカジノについての
この編集者の意見です。

ナバホはFIRE ROCK , FLOWING WATER
とすでに2つのカジノを作って経営しています。

彼はカジノを作ることはアルコールやドラッグと
同様にまた別の<中毒>を作るだけではないかと
論じています。

「ナバホ国は<ギャンブルは人間の弱点を利用して
人の金を略奪するだけ>として、カジノビジネスを
拒否しているホピから学ぶべきだ」という
ナバホの意見も載せています。

サウスウェストのインディアン、アコマ、ラグナ、
サンディア、サンタ・アナ、サンフェリペなどなど
ほとんどの部族がカジノを運営しています。

ホピは数少ない「カジノを持たない」インディアンの部族。

まあ雇用をもたらすからという理由でインディアン
カジノを推進する意見が多いですが、
何か他に方法はないのか。

元はと言えばアメリカ政府が
リザヴェーションにインディアンを押し込めて、
彼らを隔絶してしまったから。

罪多き者、汝の名はアメリカなり。








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