2011年1月19日水曜日

郵便局は長蛇の列


今日は仕事がオフで朝はゆっくり起きました。
冬至が過ぎて少しずつ日の長さは伸びているとは言え、
朝7時半でこの朝焼けです。
あまりのきれいさに思わずカメラを持って外へ出ましたが、
残念なことに肉眼で見たような色には写っていません。

朝9時オープンのマウンテンスポーツのパタゴニアのセール
に出かけて、いったんうちに戻った後、ダウンタウンの郵便局へ。
日本の母に送るものがあり、昨日も仕事のランチタイムに
仕事場の近くの本局へ行きましたが、あまりの列の長さにあきらめました。

それなのに何とここでもまたまた長蛇の列!
待っている人が中に入り切らず、
私の前の男のコがドアを足で押さえてくれていて、私はその後ろに。
やっと中に入れて、見たら、何と窓口で働いているのはたった一人。
列が進まないのは当たり前。
私はその間に税関用の書き込み用紙をもらって必要事項を書き、
持って来たテープとはさみでパッキング。

中に小さなアドレス帳を入れたままテープを貼りかけていたのを
今朝気づいて家でそれをはずしたまま持って来ていたからです。
それを見た一人の白人のおじさん、
見てごらん、彼女は自分の家からテープとはさみを持って来てるよ。
私は思わず「もちろんじゃない」。

郵便局で荷造りもしていない箱を持って来て、自分の順番が来て
窓口まで行ってから、やれテープを貸してくれ、などというやからを
けっこう見ますからね。



私の順番が来る少し前にようやく、もう一人現われました。
一人でてきぱきと頑張っていた局員のおじさんに
どうして今日はこんなに人が少ないの?とたずねたら、
みんなやれCALL SICK ってね。
CALL SICK 、便利ですよね。
仮病であれ、ズル休みであれ、何でもCALL SICK で事足りる。
もちろん本当に具合が悪いこともあるのでしょうが、
今日はちょっと休みにしよっとか言う場合に便利なCALL SICK です。
人手が足りない私の仕事場では病気にもなれませんが。

どこでもすぐにコンプレインを言うアメリカ人なのに、30分待ちの郵便局では
誰も文句を言わないことに驚き。
それともこの町は時間がたっぷりある人ばかりなのかしら。
他人同士でも待ち時間にはすぐにおしゃべりを始めることが多いのに
今日はみんな押し黙ったままでした。

一人てきぱきと、でもぞんざいではなくきちんとお客さんに対応していた、
多分長く働いていそうなこの局員のおじさん。
私はここの郵便局ではこの人が一番好きです。
かつてはこの国でもみんな彼のように、てきぱきと
仕事をこなしていたのでしょう。

彼は全く太ってもいなかったですしね・・・。
やはり体型と動作って関係ありますよね。



0 件のコメント:

コメントを投稿