2011年1月13日木曜日

片付けないアメリカ人


車で5分ほどのところにあるジム。
でもなかなか仕事がオフの日くらいしか行けません。
たとえ30分でも1日おきくらいに行くのが一番いいのだとは
思いますが、仕事から帰ってからだと、寒くて、出かけるのも
ついおっくうになり、朝はなかなか時間に迫られて、落ち着きません。

というわけで今日は昼間の気温も8℃あり、久しぶりに
ジムに行きました。

上半身はもちろんだけど、走るためには足にも筋力をつけなくてはと
必ずやるのがこのマシーン。

ですが、このマシーンにはいつも筋肉マン
が私の体重よりも重いウェイトをつけて
使って、ウェイトを戻していない。

いつものことです。
使ったダンベルもそのへんにころがっているし、出したものを
戻すという習慣がない・・・。
まあスーパーマーケットなどのカートを見たらわかりますよね。
買い物を車に積み込んだら、そのあたりに置きっぱなし。
たまにカート置き場に戻している人を見たら、思わず顔がほころびます。

ジムでは、今日こそはと思って常駐のスタッフに言ったら、
すぐにサインを作って貼るから、という答え。


仕事場でもそうです。
出したものをしまわない人ばかり。
私も最近はいちいち後片付けをしていたら、その人のためにならない
と思って、知らん顔しています。
そのうち本人か誰かが気がついてしまったり、ゴミ箱に捨てたり
しています。

幼稚園児ですら日本では<お片づけ>を習いますよね。
出したものをしまう、片付けるというのは身につけて習慣にすること。
アメリカではそういう<しつけ>あるいは<訓練>をしないのでしょうか。

これは私だけが感じたことではなく、つれあいもいつもこぼしています。


ずいぶん前に書かれた桐嶋洋子さんの「淋しいアメリカ人」という
本は、まさにアメリカ人の本質を言い表していると、
アメリカに来て、アメリカ人を実際に見たり、接してみて
認識したことですが、
「片付けないアメリカ人」もアメリカ人のひとつの側面ではあると
思います。



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