2015年12月20日日曜日

<死>の話から死後の話へ、そしてThe Doors - When the Music's Over




今日はふだんは出ずっぱりの親友のSちゃんと、
ちょっと長電話。

友人のお父様が亡くなった話から
話題が「死」に。









私の母は「死んだらみんなと会えなく
なるのがさびしい」と言います。

私は死んだら、目を覚ますことがないのが
怖い、とSちゃんに言ったら彼女、
でも夢の世界にずっとい続けられるんだよ、
と彼女らしいポジティヴな意見。

そして話題は氷山の話に。

私もアラスカに住んでガイドで
氷河ツアーに出た時など、
船のガイドさんが、海に浮かぶ氷山はまさに
「氷山の一角」で、
海の下の方がずっと大きいんだよ
と説明するのを聞いて、
へえ〜そうなんだと感心、納得
したことがあります。

Sちゃんが氷山の話を始めて、
人間の<生>もある意味氷山みたいかもよ。

今の<世>での生なんてほんとはちょっと
顔を出す程度で、
もっといろいろな<生>があるのかも、と。

きゃぁ〜、それって楽しい!
と受話器の向こうで明るく叫ぶ彼女。

なるほど、と感心する私。
「死」のそういう捉え方もあるのか。


私はいくつぐらいからか覚えていませんが、
人は死んだら、別の<世>でまた
生き続けるんだと考えていたことがあります。

現生を<氷山の一角>と考えたら、
現生を終えた我々は、
氷山で言えばその下にある
もっとたくさんの<世>を生きることに
なるわけです。

そう思えばこの世での死も、
怖くもさびしくもないかも。




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When The Music's Over
の曲の中で、

Before I sink 

Into the big sleep

I want to hear

I want to hear

The scream of the butterfly



大いなる眠りの中へ沈んでいく前に

蝶々の叫びを聴きたいんだ!

とジム・モリスンは叫んでいます。


Big Sleep 大いなる眠り

自らBig Sleepに沈むことを(おそらく)選んだ
ジム。

それにしても、このライヴでジムが
つけている大きな大きなコンチョベルト、
圧巻ですね。







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