今日はふだんは出ずっぱりの親友のSちゃんと、
ちょっと長電話。
友人のお父様が亡くなった話から
話題が「死」に。
私の母は「死んだらみんなと会えなく
なるのがさびしい」と言います。
私は死んだら、目を覚ますことがないのが
怖い、とSちゃんに言ったら彼女、
でも夢の世界にずっとい続けられるんだよ、
と彼女らしいポジティヴな意見。
そして話題は氷山の話に。
私もアラスカに住んでガイドで
氷河ツアーに出た時など、
船のガイドさんが、海に浮かぶ氷山はまさに
「氷山の一角」で、
海の下の方がずっと大きいんだよ
と説明するのを聞いて、
へえ〜そうなんだと感心、納得
したことがあります。
Sちゃんが氷山の話を始めて、
人間の<生>もある意味氷山みたいかもよ。
今の<世>での生なんてほんとはちょっと
顔を出す程度で、
もっといろいろな<生>があるのかも、と。
きゃぁ〜、それって楽しい!
と受話器の向こうで明るく叫ぶ彼女。
なるほど、と感心する私。
「死」のそういう捉え方もあるのか。
私はいくつぐらいからか覚えていませんが、
人は死んだら、別の<世>でまた
生き続けるんだと考えていたことがあります。
現生を<氷山の一角>と考えたら、
現生を終えた我々は、
氷山で言えばその下にある
もっとたくさんの<世>を生きることに
なるわけです。
そう思えばこの世での死も、
怖くもさびしくもないかも。
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When The Music's Over
の曲の中で、
Before I sink
Into the big sleep
I want to hear
I want to hear
The scream of the butterfly
大いなる眠りの中へ沈んでいく前に
蝶々の叫びを聴きたいんだ!
とジム・モリスンは叫んでいます。
Big Sleep 大いなる眠り
自らBig Sleepに沈むことを(おそらく)選んだ
ジム。
それにしても、このライヴでジムが
つけている大きな大きなコンチョベルト、
圧巻ですね。
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