ひとたび人生を投げ捨ててしまえば、 これまでまるで知らなかったこと、 ほかの状況では決して知りえないことを、 人は発見するのではないだろうか。
読み始めたポール・オースターの 「ムーン・パレス」。
ムーン・パレスが何を意味するのかは わかりました。
ひとたび‥‥で始まる上の引用は、 様々な事情でまあ<ホームレス>になって しまう主人公の言葉です。
例えば「人生を投げ捨てる」までしなくても、 一つ視点を、一つ考え方を変えるだけでも、 こういう発見はあるのではないかと 思ったのです。
⭕️⭕️がない生活なんて在りえない、 と思っている人は、 じゃあ⭕️⭕️をなくしてしまう。
それでだってたぶん、十分、 「ほかの状況では知りえないこと」を、 新しいものを、新しい価値観を 発見できるのではないかと。
人生における考え方を変える (お金が一番→生活の充実感が一番、とか) 生活自体を変える、 生活を見直す、 自分の価値観を再考する。
これだけでもおそらく、 新しい発見はあると思います。
それにしてもまだ1/4も読み進めていない 「ムーン・パレス」ですが、 面白過ぎ。
物語はこれから一体、どう進んで いくのでしょうか。
結末を知っているあなた、 言わないでね!
|
0 件のコメント:
コメントを投稿