2015年12月28日月曜日

ついにGMOの鮭が出現します







 
持って来たのが遅かったのもあり、
タイトルを見て、すぐにブログに書きかけ
たのですが、バタバタしてそのまま
になっていたこの記事。

12月号のNOISEのトップに載っていた
ニュースです。

それはGMOの魚に初めて
FDA(アメリカ食品医薬品局)から
認可がおりたというもの。










ハイブリッドの養殖サーモン。

アメリカ、マサチューセッツにある
AquaBountry Technologiesという会社が開発した
<AquaAdvatage Salmon>は
アトランティックサーモン
(いわゆるアメリカで一般に出回っている
養殖サーモン)に
Chinook Salmonの成長ホルモンを注射し、
タラの一種の魚の遺伝子が添加されて作られる。

出来上がったGMOサーモンは、
年間を通して成長ホルモンを作るので、
普通の養殖サーモンの2倍の速さ
で成長するのだそうです。

FDAが言うには、
GMOサーモンは人間の体には安全で、
NON GMOサーモン
(ってこっちが正当でしょうが、NONも
クソも(失礼!)ないよ‥‥)と比べても
栄養的には変わらず、
大海から離れた内陸の養殖場で作られているので
生態系を壊すこともないのだと。

この会社はカナダとパナマにその
養殖場を作っているそうです。

ノイズの記事ではこの
<フランケンフィッシュ>(GMOに反対する人
たちはGMOフィッシュのことをこう
呼んでいます)が市場に出るくらいの大きさに
なるまでにはあと2年はかかるだろうと。

でもGMOの表示義務のないアメリカで
出現するGMOの
アトランティックサーモンに
GMOかどうかの表示もないわけで、
それってこわいですよね。

一般の養殖サーモンをすら凌駕するように
なるかも知れないGMOサーモン、
フランケンサーモン。

基本的に魚をあまり食べないアメリカ人も
骨のほとんどないサーモンは大好きです。

でも何でも成長が速ければ、
数がたくさん獲れればそれでいい
というわけではないでしょう。



モンサントのラウンドアップから
GMO農作物、そしてこのGMO怪物サーモン。

農業も漁業も要するに「労を惜しむ」
からこそのわけのわからないものの開発
ですよね。


でも人間の体のメカニズムを狂わせるかも
知れないこんな食べ物のフランケンシュタインは
ごめんこうむりたいです。









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