2016年5月10日火曜日

身世打鈴、見たのはいったいどのくらい前だったでしょう



朝日新聞の記事より





俳優の新屋英子さん死去 在日コリアンの一人芝居



新屋英子さん(しんや・えいこ=俳優、本名鶉野英子〈うずの・えいこ〉)が2日、肺炎による心不全で死去、87歳。葬儀は近親者のみで営んだ。後日、「偲(しの)ぶ会」を開く予定。

代表作の一人芝居「身世打鈴(シンセタリョン)」は、植民地支配下の済州島から日本に渡った在日コリアンのおばあさんの身の上話で、上演回数は2千回を超えた。94年に劇団野火の会を創立。大阪府富田林市を拠点に活動し、「戦争はあかん」「差別はあかん」のメッセージを発し続けた。昨年には女優生活70周年記念の舞台に立った。





私が「身世打鈴」を見た当時、
<在日コリアン>なんて言葉はありませんでした。


朴正煕軍事政権、
民青学連事件、
金芝河、
韓国からの通信、TK生、

そんな時代でした。


「戦争はあかん」「差別はあかん」
と言い続けた新屋英子さん。

時代は変わりましたが、今また、
いえ今こそ、このメッセージ
を声をあげて叫ばないといけないですよね。


新屋英子さんが書かれた本、
読んでみたいです。



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