2016年3月27日日曜日

愛と平和を願うイースターの日曜日とジョン・アーヴィング




今日は<イースター>サンデー。

私はキリスト教徒ではないので、
祝うわけではないし、
ただ知識としてイースターを理解している
だけなのですが、
それにしてもそんなキリスト教徒を狙った
というパキスタンの公園での自爆テロ。


私はとにかく「一神教」は好きではありません。

もっと言えば宗教は嫌いです。

「宗教」という言葉自体も好きではないです。


でも人々がどんな宗教を信じようが、
それはもちろん尊重します。

静かに実践しているのなら。










本棚を整理していて、買ったまま長いこと
ほったらかしだった
ジョン・アーヴィングの「第四の手」を
読み出したら、これが面白い。

アップダウンのめまぐるしい展開と、
超がつく個性的な登場人物たち。

くすくす思わず
声に出してしまうくらい「おかしい」
箇所が盛りだくさん。



片や、読んでしまってから、
最初から読み返すのは初めての川上弘美
「どこから行っても遠い町」。

この短編連作集は秀逸です。

心がほっとあたたかくなる文章。


この2冊の本には何の共通点もないし
物語における地平も比べる以前に違い過ぎる
のですが、唯一私が共通しているのではないか
と感じるのは、
両方とも<視覚的>と言いますか、
文章から情景が目に浮かんでしまうのですよね。












買った時期は異なるし、
おそらくずいぶん以前に買ったものだと
思いますが、
2冊ともロサンジェルスのブックオフで
1ドルで買っています。


ありがたいことです。





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