2014年6月25日水曜日

グッドウィルのミーティングとオリエンテーション



今朝は7時半から、
グッドウィルのミーティングでした。

早番の仕事は8時半スタートなので、
その前に始めます。

この日がオフの人も強制参加です。

思うのですが、概して時間にルーズなアメリカ人
ですが、少なくても、グッドウィルの
従業員に関しては、
この朝早い時間に、ほとんどのメンバーが
遅刻しないで来るのには
驚きです(笑)。


グッドウィルでは<チームリーダー>と呼ぶ、
マネジャーのトップである、
ウィリアムが、店内、作業場での安全
について話した後、
何が次のトピックだったかと言えば、











一昨年、私の後に入った当時も今も
学生のテッサ。

今はアシスタントマネジャーですが、
彼女のプレゼンテーションは、

<健康的な生活を送る>ためのアイデア。











ブレイクルームの自動販売機で、
毎日ソーダなどのドリンクを買い続けたら、
1ヶ月にはどのくらいの出費か。

外食に費やすお金は?

そんなこんなをリポート。

彼女も、パネルで見えませんが、
かなりの肥満なんですよね。

でもグッドウィルの会社としてのヘルプで、
市のジムのプールで朝、泳いでいる、
気持ちがいいし、
ポジティブになれる、と。


まあね、こんなことをやっても、
ちょっとやそっとで、
生活習慣を変えるのは至難のわざ。


でも、会社のスタッフミーティングで
こういったある意味、個人の嗜好や生活に
踏み込んだことまで話さないといけないくらい、
低所得層のアメリカ人の<肥満=不健康>は
ひどいってことです。






お話は変わりますが、

私は一昨年から昨年と、グッドウィルで
約1年働きましたが、
今回、一応新しく雇われたメンバーの

カテゴリーに入ったみたいで、
私が雇われた時にはなかった、
オリエンテーションに強制参加です。


3日間のオリエンテーション。

昨日は<ディサビリティ>の人々と働くこと
について。
グッドウィルのミッションは、

人を仕事に就かせること。
ハンディキャップがあっても、
犯罪歴があっても、ホームレスでも。

もちろんドラッグテストはありますが。


ということでお店は
たくさんの<ハンディキャップ>のある
人たちを雇っています。


それについてのレクチャーで、
プレゼンターのネイティブの女性の
話の仕方、内容、受講者へのアプローチ、
私にはかなり印象的でした。


そして今日は、個人の経済的問題等
につてのレクチャー。










こんな⬆ワークブックを渡され、








講師のジムさんが、
<家計>について話します。










要するに彼は<家計簿>をつけてみなさい
と言っているのです。

光熱費、外食、車などのローン、食費、
自分がどのくらい使っていて、
何を抑えられるかチェックしてみる。









彼の言わんとするのは、
要するに<貯金>をしないアメリカ人への
警告、アドバイス。

何かが起こった時のための貯金、
3ヶ月は暮らせるくらいの金額、
いえ本当は6ヶ月無収入でも暮らせる程度の
貯金をした方がいい、とかね。


クレジットカードのかしこい使い方。


クレジットカードを何枚も持って、
それで買い物をし続けて、
しかも月々の支払いはミニマム。

クレジットカードの借金が膨れ上がって、
ある日、気がつけば
とんでもないことになっている。

彼は話していました。
「自分の収入に合った使い方」。



こういうレクチャーを聴いていても、
アメリカ人がいかに「その日暮らし」かという
実像が浮かび上がります。


実際、日本人の私には何一つ、
目新しいことはないのですけれど。










私たちがレクチャーを受けたのは、
<グッドウィル大学>。

コンピュータが並ぶ、教室は

こう名付けられていました。
お店で働く人間は、トップたちのオフィスや、
人事課のあるこちら側には、
ほとんど来ることはないので、
こんな教室があることも
知りませんでした。


それにしても、ちょっと私には
宗教がかってさえ、感じられましたね、
このオリエンテーション。


今朝のミーティングの<ヘルシーな生活>

プレゼンテーションと言い、
今日の家庭や個人の<経済>についての
レクチャーと言い、
職場が従業員にそんなことまで教えるって
ちょっとすごいなと思ったわけです。

まあ肥満はアメリカの大問題ですし、
クレジットカード地獄に陥る人も
かなりの数なのでしょう。


確かにノンプロフィットだからこそ
の<親切>なのかも知れません。



明日が最後です。


0 件のコメント:

コメントを投稿