2014年4月12日土曜日

これは一体誰の?






片方しかないイヤリング。

もう一つは落としたのか、
それとも、これだけをスクラップで
見つけて買ったのか‥‥。

多分、以前働いていたお店で、
スクラップの中に見つけて買ったような。

だからイヤーワイヤーは自分のを
つけたはず。

一つだけなので、付け方が難しいですが、
わりと気に入っています。









今日、ふと、これって一体誰の作品
だったのかしら、と
裏のホールマークを見て、

ホピシルバーの本で探し始めました。


向って左のTが二つ重なったようなマークは
おそらくホピクラフツのもの。

その隣りのマークが作者のものでしょう。

これはアルファベットのRで、
ホテヴィラのラモン(・Dalangyawma)
のものではないかと。

説明にも、彼はホピクラフツで学んだと
書いてあります。

今年のホピショウで、ラモンにこれを
見せて、聞いてみよう。









これはあるホピのシルバースミスが
持って来たスクラップの中に
ありました。

スクラップには珍しく、
無傷のジュエリー。

で、買ったんですよね。








ピンぼけですが、
左上のマーク。

何となく、<雷光>に見えますか?








こちらの方がはっきりわかるでしょうか?

このホールマークは、
マーカスのお父さん、
McBride Lomayestewa
の作品でした。

だからジェラルドの奥さん、
イヴェットが作るチェーンのフックを
雷光にしているんですね。










このブレスレットも買ったまま、
つけてはいても、作者を調べて
いませんでしたが、











刻印は筆記体で Sekakuku 。

作者は Sidney Sekakuku Jr. でした。










ダンスの時、ウォーターメイドゥンがかぶる
冠のデザインが気に入って買った
ブレスレット。

すごく古くはないですが、
二層にはり付けたシルバーの厚みに、
今とは違うシルバーの値段が
想像出来ます。







きっともっと時代が変わっても、
誰かが、どこかで、
今の私のように、
古いホピのジュエリーの刻印を見て、
色々調べたり、するんだろうな。


その頃にはリッキーもジェラルドも、
今活躍するホピのアーティストは
もういなくて、
彼らの作品がヴィンテージになってるんだろうな。


そんなことに思いを馳せた、
4月の春の土曜日でした。



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