2014年4月10日木曜日

コインシルバーをめぐる考察?そんなたいそうな‥‥なら冒険?それもまた大げさな






⬆の写真は、私が唯一持っている、
コインシルバーのブレスレット。


ロサンジェルスに住んでいた時、
かれこれ20年ほど前に、
とあるショウで買ったものです。

トライアングルの形と、
スタンプワークに惹かれて買ったのだと思います、

売っていた女性が話してくれた、
これはコインシルバーで作ってるのよ。

シルバーが手に入らなかった時代に、
シルバーのコインを融かせて
ジュエリーの材料にしていたの。

という説明だけはずっと覚えていて、
おそらくその時に初めて
<コインシルバー>という言葉を
聞いたのだと思います。








本日のテーマ?は
<コインシルバー>。

ある方がブログに寄せられた疑問
を解明!(笑)すべく、
今日、仲のいいナバホのアーティストに
電話をしてみました。


恐らく私が知らなかっただけで、
日本から買い付けに来る、
プロの方には周知のことだったかと
思われます。



彼いわく、2008年に議会で、
シルバーのコインを融かすことを禁じる
法律が出来たのですって。


でも特に日本のバイヤーさんたちは、
お店で売っているシルバーの板で
作ったジュエリーより、
わざわざ、92.5のシルバーに少しの
銅を混ぜて、コインシルバーのように
シルバーの割合を90%にしたもので作る
ジュエリーを求めるのだと。




彼はそれを、
<コインシルバークオリティ>シルバー
と呼んでいました。









⬆の写真で、おわかりいただける
かも知れませんが、
形がいびつなのですよね。

今なら、こういうタイプのブレスレットを
作るのなら、
ジュエリーサプライのお店で、
トライアングルワイアーを買って来て、
作るサイズにカットして、
スタンプワークをして、
曲げればいいのですが、


これを作ったシルバースミスも、
きっとコインを融かせて、
こういうトライアングルの形の<棒>状に
したものにスタンプを押して、
曲げて行ったのでしょうね。


彼も話していましたが、
シルバーと少しの銅を融かせて、
まず実際のスタンプワークなどの
ジュエリー製作の前のプロセスである、
シルバー(のマテリアル)自体を作る作業は
すごく手間と時間がかかるんだと。


でも市販されているちゃんと
成型されたシルバーから作るジュエリーと、
こういうプロセスを経て出来上がるジュエリー
には、きっと違いが出ているはず

ではないかと思います。


日本人ってそういう<手作業>と言うか、
<こだわり>、<付加価値>を好む

傾向が強いのかも知れません。







私は今、アリゾナのこの地にいて、
古いものは別として、
基本的に、
ジュエリーはアーティストから直接買う
ようにしています。


考えてみたら、すごくぜいたくなことです。

作品も、作るアーティストは、

基本的に自分が<好き>な人。

と言うか、その人の人柄でしょうか。


作品がいいなと思っても、
(失礼な言い方かも知れませんが)
このひとが作ったんだ、と思ったら、
ひいちゃいます。

かと言って、人柄が好きでも、
作品に惹かれないと、これまた
買おうとは思わない。


でも今までの経験では、
自分がふっと
惹かれるものを作る人って、会って話しても、
やはりその人の中に惹かれるものを
感じるんですよね。

不思議なことに。

これって「シアワセな出会い」です。





色々勉強になりました。

友よ、ありがとう!

ここからは余談です。

彼とはたまたまお誕生日が同じだった
ことがわかって、ちょっと
盛り上がりました。


私は自分の生まれ月の読みの『音』が好きで、
<星座>も好き。

だから同じ月生まれの人って、
やはりどこか親近感を持ってしまう
ってことはあります。


なかなかないですものね、こういう偶然って。

多分、記憶にある限りでは、

彼が初めてです。

それでめったに会えなくても、
何となく気が合うのかな。













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