少し前に整理して、そのままだった
古い書類。
クレジットカードの月々の明細だとか
光熱費などの使用料金の明細、などなど。
シュレッダーもないので、いちいち手で破り捨て
ながら、やっぱりペイパーレスにしようか、と
迷う。
いつもそうだ。
でも結局何だか、紙に印刷されたものを見ないと
落ち着かなくて、決断出来ない。
アイデンティティセフトなどが起こるので
うかうか個人情報が書かれたものを
そのままごみとして捨てるわけにもいかない。
プラスチックや紙のパッケージなどの
リサイクルごみも本当によく溜まる。
リサイクルはいいことだけど、
最初からなかったら、リサイクルもへったくれもなくて
あっさりしてる。
大昔(と言ってもいいでしょう)、
そう、昭和30年代頃には
お豆腐売りが来て、お鍋を持ってお豆腐を
買いに行く子供の光景を見た。
あの当時豆腐屋で豆腐を買ったら、何に入れて
くれてたっけ。
市場に行けばお味噌屋さんがあり、
竹の皮で出来た<ふね>に樽からお味噌をすくって
入れてくれていた。
お母さんは買い物かごを提げて
市場や商店街のお店に買い物に行っていた。
まだスーパーマーケットもなかったっけ。
☆
時代は変わり、今や人間はごみの中で生きている
と言っても過言ではないかも知れない。
グッドウィルレイディオでは毎日、
グッドウィルは世界で最大、唯一の
独立したリサクルラー。
毎年ゴミ埋立地から何万トンものごみを
減らしている、と謳っていますが、
確かに、普通なら捨てるものを、
寄付として受け取り、それをまた商品として
売っているのですから。
先日グッドウィルで出会って、
うちに来てもらって、楽しい時間を過ごした、例の
<世界一周カップル>の女のコ、
さゆみちゃんが言った言葉が忘れられません
(し、私は非常に耳が痛い)。
バックパックに詰めた荷物を見て、
私ってこれだけで生活出来るんだって思ったんです・・・。
トランク一つで生きたいと言ったのは
宮澤賢治でしたっけ・・・。
☆
あの肥満を見てもわかるように
アメリカ人は<食欲>と言う<欲>にまみれて
生活していますが、
では果たして、私は他の<欲>にまみれて
生きているのではないか。
他の欲とは他ならない<物欲>です。
お恥ずかしいですが。
足元を見直さないといけませんね。