2011年12月27日火曜日

黒牛たち


コットンウッドに向かう途中で見た黒いもの。
放し飼いにされた牛でした。
リザヴェーションでは見慣れた牛や馬ですが、
こんな場所でも放し飼いにされている家畜が
いたんですね。

 

行きは時間もなくて写真が撮れず。
3時間後に帰る途中、
まだいたんです、彼ら。
で、車を路肩に停めてしばし写真を。
私が枯れた草むらに少し足を踏み出したとたん、
みんなの視線が集まりました。
何してるの、このヘンなニンゲン・・・とでも
言うように。
特に↑の写真の牛は、じ~~~っと私を
見つめ続けていました。
目をそらさないんです。
しかも私がふと見たら、何と3本足?
と見える立ち位置。
この写真では前足が辛うじて2本そろえて
立っているように
見えますが、↓の写真では3本にしか
見えないでしょう?
私、しばし自分の目を疑ったくらい・・・。






そして私が写真を撮っている間にいつの間にか
彼ら、そろそろとお家に向かい始めました。
お行儀良く、並んで。
馬の目もやさしいですが、牛の目もとっても
やさしいです。

東北の酪農家の人たちが、飼っていた牛を
原発からの放射能汚染でやむなく
手放さざるを得なかった
ニュースは何度か見ましたが、
通りすがりに見ただけの私ですら、
あのやさしい目をした牛たちから何だか目が
離せなかったくらいやさしい眼差しを
していたのです。

私はお肉を食べますが、つい
Dona Dona Dona Dona Do~na の歌を
思い出しちゃいました・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿