2011年12月4日日曜日

雪のホピへ その3

シビックセンターからサードメサの
アキマの家へ。
プラザの彼の家は、カチーナダンスで
訪れた時の喧騒もすっかり息をひそめて、
彼のスタジオに戻っていました。






機織と絵画。
うまくバランスを取って、両方に
精を出すアキーマ。

「年が明ければハードミュージーアムのショウに向けて
織物、3月に大阪の民博でのダンスパフォーマンスの
練習、と忙しくなるよ。」




(↑)描きかけの絵。

静かな彼のスタジオで過ごす時間は
どこよりもリラックス出来てしまうから不思議。

カチーナダンスだっていつまで続くかわからない、と
ホピの伝統のカチーナダンスに
危機感を持つアキマ。
でも私が思うに、若い人が危機感を持つことは
いいことだし重要なことでもあるのではないかと。

ホピだって変わって来ている。
その中でいかに文化の伝統を保ち続けるか・・・。

よって立つ場所。
それを見失わないように。
それを見失ったら、ホピはホピでなくなり、
きっと日本人も日本人でなくなってしまう。

よって立つ場所。
あなたの、私の基軸。

そんなことを考えさせられたアキマとの
ひと時でした。


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