2011年2月19日土曜日

イチローとかけてオーロラと解く、その心は・・・


いつもおしゃれでカッコいいイチロー選手。
身体検査の予約が3時だなんて、知ってたら
12時前から待ってなかったです。

マリナーズのゲート前に集まるファンたち。
待てど暮らせどイチローは現われず。

いつものニッサンインフィニティを運転して
ゲートを入ったのは3時15分。
マリナーズの<おっかけ>おばちゃま軍団の一人
アラスカのジュノーから毎年やって来るジュリアが、
彼15分遅れね、
アポイントメントは3時だから。
何だ、知ってたの?!

その時点ですでに3時間以上待っていた私たちも
つれあいのおれは待つから、の一言で
覚悟が決まりました。

ジュリアが去年だったか、5時になってほとんど
ファンも諦めていなくなり、私たち5人だけ
が残って待っていたら、6時に現われて
5人全員にサインしてくれたの。
という情報?がプロにも届いていたのか、
5時を過ぎても誰も帰りません。
その時点でも総勢ほぼ90人近く。

イチローは混雑はきらいだから、こんなにたくさん
ファンがいたら、どうかしらねぇ。
と軍団のおばちゃまたち。

イチローが出て来たのは
もう日も暮れかけた6時15分ごろ。

でも入って来た時と同じように、運転席から
またさっと左手をあげて、びゅ~んと立ち去りました。
あんなにたくさん人が待っていたら
(しかも半分以上はプロ)
当然でしょう。
このために日本から来ていたファンもいて、
どうしようもないとは言え、ちょっとお気の毒でした。

こんなものに喩えて申し訳ないですが、
イチローさん、まるでオーロラみたい。
いつ出て来てくれるかわからない。
限られた日程で日本からオーロラツアーに来る
お客様は、見られないまま帰らざるを得ない
場合も多々あります。

あとになって日本のニュースで、検査の後、
いろいろ体を動かしていたことを知る・・・。

それにしてもプロが多すぎ。
ジュリアが話していました。
この中の何人かはサインもらってすぐに
オークションで売ってるの。
私、知ってるのよ。
それって私たちみたいな純粋なファンには
良くないのよね。

どこの球場にもやって来るこういった<プロ>
たちは私も今ではすぐにわかります。
我々ならカードに1枚サインをもらったら、すぐに
次の人に順番を譲るけれど、
彼らはグッズを色々持って来て、次々とサインを
させて、選手のそばから
離れないというたちの悪さなのです。

ましてやイチローともなれば、プロが
群がります。
殿堂入り間違いなしだからね、などという会話も
耳にはさみました。

いずれにしろ、イチローさんにサインをもらうのは
至難のわざです・・・。

でもただひたすら待ち続けるのは、あの時ずっと
待っていたらもらえたのに、と後で知った時の悔しさを
少しでも軽くする、そのためだけの
<意地>なのですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿