2011年2月14日月曜日

シダービーズとナバホ語


一般的にシダービーズと呼ばれていますが、
本当はジュニパーの木の実。
拾って穴を開けて洗って乾かしてと
行程はなかなか大変そうです。
きょうお店に来たナバホのおばあちゃんは
たくさん持っていました。


以前にも売りに来たのを買って、天然石と混ぜて
何本かネックレスを作りました。
今日のはシダービーズだけでこんなに長いです。
伸ばした長さは多分1m40センチくらい。

お年寄りがこういうのを売りに来たら、つい
買ってあげたくなって、2本買いました。
たくさんあったので、お店のお客さんでもある
ダンタウンのジュエリーショップに電話して
オーナーと話したら、買うというので
彼女たちにお店の場所を教えてあげました。

名前をたずねたけれどこのおばあちゃんは
アルファベットが書けなかったので
娘さんが書いてくれました。



ジュニパーの木の実はナバホの女性の出産の時に
使われたり、ナバホのおんなたちのお守り。
ゴーストビーズとも呼ばれています。

一生懸命実を拾ってからの行程のことを
思ったら、つい買ってあげたくなって買いましたが、
この<シダービーズ>もこのくらい
長かったら、2本シンプルにつけても
かわいいです。

このシダービーズとシードビーズを混ぜて
カラフルなネックレスも作りますが、
(彼女もいくつか持っていました)
私は断然木の実だけの方が好きです。

BERTHA おばあちゃん、アヒェハー!
ナバホ語でありがとうです。

今の仕事場で働き始めた頃、このアヒェハーの
<ア>が聴き取れなくて、ずっと<ヒェハー>だと
思い込んでいたし、
こっちへおいで、も<ハッコ>なのですが
私は<コッ>だとばかり思っていました。

発音のストレスがHにあるアヒェハーだと、
アがほとんど聴こえないし、ハッコの場合は
コの音が強いのでハの音が聴き取りにくいのでしょう。

いまだにホピ語もナバホ語もさっぱりわかりませんが、
お客さんが話すのがどちらかという
区別はつきます。

ならホピ語の発音はどうか。
ホピ語も「ありがとう」と「お父さん」くらいしか
知りませんが、ホピの人が話すのを聴いていたら
鼻音が多いような気がして、これも
むずかしそうです。

シダービーズから話題がそれてしまいましたが、
アメリカで、アメリカ生まれのアメリカ人でありながら
英語以外の言語を話すインディアンが来るお店は
ある意味珍しい場所なのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿