2012年2月29日水曜日

Water Forum


TUBA CITYの高校であった水に関してのフォーラム
に行きました。
私が着いた時にはリッキーのお兄さんの
ベンの話が始まっていました。



なかなか立派なオーディトリアムです。
ナバホのリザヴェーションなのでやはり
ナバホの参加者が多く、ナバホ語の私語が多くて
ちょっとうるさかったです。


私がつけていたマーカスのジュエリーを見て、
マーカスのだね、と話していたフレッド。
マーカスと同じヴィレッジ、ホテヴィラから来ていました。
署名をしたらこんなDVDをくれました。

2ドルでしたが少しでも役に立てばと買いました。
こんなお金はどこに行くの?
我々の権利のために働く弁護士とかだよ。
う~ん、弁護士ねぇ。
トライブに雇われた弁護士の中にはとんでもない
料金を要求する悪徳弁護士もいたりするのです。
それでも結局権利闘争、法廷闘争になると
実際、弁護士しか動けないわけです。
署名をしたナバホの参加者に
アヒャハーとナバホ語でお礼を言っていたフレッド。
思わずあなた、ナバホ?と冗談が・・・。
こういう光景は何度も見ています。
ホピだとわかっていてもナバホ語で返すナバホは
いますが、逆は目にしたことがありません。


ホピのヴェテランズメモリアルセンターにも設置されて
いたダイソンのドライヤー。

アメリカで見る、こういうお手洗い用のドライヤー
の中では一番性能がいいのではないでしょうか。



このTUBA CITYから北東へ50マイルほど行った
所にある石炭採掘会社の水の使用量が
半端じゃなくて、それがTUBA CITYと
ホピのモエンコピヴィレッジに近くて、
地下水の汚染の原因になっているのです。

水は命。

もらったDVDは<アメリカ西南部、我々は
涸れ始めているのか?>というタイトル。

地球の砂漠化と聞くと思い出してしまう
テレビドラマがあります。
ずい分前に放送された<漂流教室>。
常盤貴子と窪塚クンが主演で、
楳図かずおの連載漫画をドラマ化したものでした。

セドナの湧き水から大腸菌が見つかったというニュースは
去年のこのブログにも書きました。
サンフランシスコピークスに撒く人工雪に
浄化した下水を使うことの是非。

今いるこの場所では<水>に関する話題に
目を向けざるを得ません。


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