2012年2月23日木曜日

PINAを見ました

サプライズ球場の喧騒を後にして
スコッツデールへ。
まだやっていた<PINA>を見に行きました。



野球からバレェの世界へ。

もうず~っと1度は見たいと思っていた
PINAの舞台。
でももうこういう形でしか見れなかった。
凡人の私にはとにかくすごい、と言うくらいしか
そのすばらしさの表現方法が思いつきません。

PINA、イメージの天才です。
そしてダンサーたちのあのパフォーマンスは
もう人間を超えている。
顔で目で髪の毛で体全体で指先で足で、の
あの表現力に見ていてただただ圧倒されます。

何の前知識もなく見に行ったのですが、
私としてはもう少し生前のPINAの姿を
見せて欲しかったというのが、
監督ヴィム・ヴェンダースへの希望でした。
だって彼女、とにかくカッコいいんですもの。

前衛的な舞台で踊るダンサーたちを見ながら
あるいはとても実験的なダンスシーンを街中で、
あるいはモノレールの中で繰り広げるダンサーたち
に引き込まれながら、ふと寺山修司を思い出していた私。
あのイメージはどこからわいて来たのか。
そんなストーリーが聞きたかったなぁ。



彼女が一人のダンサーに言った言葉が
ずっと頭に残っています。

Fragility is a strength.

もろさは強さ。

もろさ、弱さばかり目立つ私には心強い言葉です。

それにしてもあのダンサーたちの体型!
よし、また頑張って筋トレやらなくちゃ!


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