サインがビジネスになる

私はたとえ有名なシンガーや選手や俳優であっても
あまりサインをもらいたいという欲求はありません。
しかもサインは目の前で自分がもらうものであって、
サイン入りの何かを買ったりしようとは全然
思いません。

昨日のピオリアで、一生懸命ていねいに
サインをする岩隈投手に集まるファンの
後ろの方で日本から来たと思しき、おじさまの
会話。
「ああいうサインが売れるんだってね」

そうなんです。
売れるどころかEBAYでせりに出して
大もうけする人だっています。

マリナーズのモンテロもあまりサインをしないので有名です。
が、この日は立ち止まってサインをしていました。
でもよく見ていたら、必ず子供。
そして女性。
最後の方には↑の写真のように、プロのオッサンにも
サインをしていましたが。
売るのが目的でサインをもらいに来るプロが
圧倒的に多い中、モンテロのように一貫して
子供優先という人にはちょっと好感を持ってしまいます。

☆

メジャーリーグのキャンプで私が一番いやなのが
群がるプロたち。
気に入りの選手のサインをもらおうと
集まる子供や普通のファンはいいとして、
売るためだけに押し寄せるプロたちはほんとにウザイです。
中には子供を使う人もいます。
彼らを見ると、あ～もうこんな場にいるのは嫌だって
思ってしまう私です。