2014年8月17日日曜日

肥満大国の苦悩(してるかどうかは???)










ナチュラルグローサーズが、
店頭にも置いていて、
こうやって郵便でも送って来る、
小冊子。

サプリメントのセール情報や、
健康や食品に関する最新のニュース
が載っていますが、








今月号には子供を肥満から守る
ための、
マスターを持つ栄養士の女性の文章が
載っていました。










タイトルは
「ジャンクフードの罠から逃れる」


彼女曰く、
アメリカの1/3の子供は過体重か肥満、
タイプ2の糖尿病は今や、
子供にはよくある病気となってしまっていると。


ADHD(多動性障害)の割合は、
この10年で41パーセントにも増加したし、
子供たちも日常的に鬱や不安を訴えていると。



特に私が住む土地では
子供が子供を産むという割合も高く、
ファーストフードで育った
ティーンエイジャーの親自身が、
自分の子供にまともな食事を与えるという
教育もされていなければ、
知識もないという状況が現実です。


1970年代の終わりに初めて
アメリカに来た時も、
1989年からアメリカに住み始めた
頃から比べても、
レストランやお店で、
ぎゃ〜〜〜と大声で叫ぶ小さい子供は、
今ほどはいなかったような気がします。



アメリカ疾病管理予防センターの
統計によると、
18歳以下の子供の食物アレルギーは
90年代後半から、
50%も増加していると。



そこまで太るまでに、
あ、自分は太って来てるな、
と気がつかないかなあ、と
日本人の私などは思ってしまうのですけれどね。

アメリカ人のあの太り方は。

それでも食べ続けるのですから。


私などは体型が崩れたら、
まず着る洋服のことを考えてしまいますが、
アメリカは際限なく(笑)、
と言えば大げさですが、
サイズがありますからねえ‥‥。







昨年、日本に帰っていた時に、
綾小路きみまろさんが、
話していましたよね、
彼流のおもしろおかしい語り口で、

「歳を取って、歩くことは
社会貢献ですからね」と。


お年寄りが健康に気をつけて、
健康を維持することは、
使われる医療保険の金額を減らし、
それは社会貢献につながるんですよと。


アメリカ人のこの肥満は、
体重のせいだけでなく、
色んな意味で、
この国を<沈めて>います。



子供たちのために、
正しい食生活、食習慣を形作ってあげましょう。

きっとある日、
あなたの子供たちは、
あなたに感謝するでしょう。

と彼女は締めくくっています。








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