2018年1月15日月曜日

The Cranberries - Zombie








アイルランドってなぜか惹かれます。


学生時代に習ったアイルランドの作家の
作品は難解、というイメージしかなく、
ジェームズ・ジョイス、
イェーツ、
どこにも興味は持てなかった。


クラスに一人、
優秀な男子学生がいて、
私は彼に授業でやったイェーツの詩の
訳と教授の解説のノート
をコピーさせてもらった記憶があります。


彼はイェーツ、すごいよなんて言うので、
当時の私は内心、
何でこんなものがすごいの?
どこがいいの?

などと不思議がっていたものです。
はずかしながら。


きっと今なら理解できるのではないか
と思います。



年は経て、ミュージシャンでは
古くはヴァン・モリスン、
U2、シネイド・オコナー、
新しいところでは
ワンダイレクションのNiall Horan
などアイルランド出身のアーティストは
個性的、どこか影があり、
彼らの音楽は、抒情詩を思わせられます。



今読んでいるポール・オースターの
「トゥルー・ストーリーズ」には、
高校の卒業式にも出席せずに
ヨーロッパ旅行に船出した作者が、
旅行の最後の2週間、

ジェイムズ・ジョイスと『ユリシーズ』
を唯一無二の理由に、
私はダブリンにいた。

と書いています。


そんなアイルランド出身のロックバンド
クランベリーズ。


ミュージックヴィデオは
北アイルランド紛争が激しかったころに
クランベリーズが出した曲。


ドロレス・オリオーダンさん、
46歳で死去。




アイルランド、いつか行ってみたいです。














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