今年に入って観た映画、これで4本目です。
アルバカーキの映画館、 どのシアターもスクリーンが大きく、 音響も良くて、見やすいです。
フラッグスタッフの映画館は古くて、 音響も全然良くなくて、 スクリーンも小さかったので、 よけいこの町の映画館が良く見えてくる のかも知れません。
4本観た映画のうち、2本が黒人映画です。
今日の「Hidden Figures」は、
1960年代に、NASAで活躍した
黒人女性の物語。
アメリカの歴史はきっと、
こういう、覆い隠された物語の宝庫
でしょうね(笑)。
Hidden Figures とは、
隠された人。
NASA史上、公にされなかった人々。
Hidden Figures にはまた、
隠された数字という意味もあります。
表に出なかった(出されなかった)
<天才数学者(人)>と、<数字>
をかけているのかも知れません。
登場する3人の(ある意味天才の)
黒人女性。
黒人、女性、これだけでこの時代、
どれだけの差別を受けたか。
映画で表現されているよりずっとずっと
ひどいものだったはずです。
✨ ✨ ✨
こういう映画、日本で公開されるか
どうか、微妙ですよね。
ただ音楽の担当が(あのハッピーの)ファレル
なので、それで話題にはなっている
みたいです。
映画の内容はあちこちで見れる
と思いますので
ここでは載せません。
それにしても時代は60年代。
キッチンとダイニングテーブルには
パイレックスやファイアーキングの
ボウルやキャセロールがあちこちに。
あ、これ、うちにもある!
と家人のひじをつついていたら、
あなたはそんなとこしか観てないの?!
と後でからかわれました。
ところで La La Land もそうでしたが、
この映画でもベッドシーンがないんです。
アメリカ人は知りませんが、
不必要でありきたりのベッドシーンは、
観ていてあまり気持ちのいいものではない
のですよね。
今日観たこの映画でも、
ベッドシーンはなし。
そんなカットよりもっと映さないと
いけないシーンがいっぱいあった
はずですからね。
来週の月曜日はマーティン・ルーサー・キング
デイの祝日です。
学生時代にラングストン・ヒューズ
を読んだ時から、
アメリカの黒人文学にはまった私ですが、
この映画の視点はニュートラルです。
サントラもいいですよ。
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