戦場で心はどうなるか 元米軍教授の「人を殺す」心理学
戦場に立たされたとき、人の心はどうなってしまうのか。国家の命令とはいえ、人を殺すことに人は耐えられるものか。軍事心理学の専門家で、長く人間の攻撃心について研究してきた元米陸軍士官学校心理学教授、デーブ・グロスマンさんに聞いた。戦争という圧倒的な暴力が、人間にもたらすものとは。
兵士のジレンマ
――戦場で戦うとき、人はどんな感覚に陥るものですか。
「自分はどこかおかしくなったのか、と思うようなことが起きるのが戦場です。生きるか死ぬかの局面では、異常なまでのストレスから知覚がゆがむことすらある。耳元の大きな銃撃音が聞こえなくなり、動きがスローモーションに見え、視野がトンネルのように狭まる。記憶がすっぽり抜け落ちる人もいます。実戦の経験がないと、わからないでしょうが」
――殺される恐怖が、激しいストレスになるのですね。
「殺される恐怖より、むしろ殺すことへの抵抗感です。殺せば、その重い体験を引きずって生きていかねばならない。でも殺さなければ、そいつが戦友を殺し、部隊を滅ぼすかもしれない。殺しても殺さなくても大変なことになる。これを私は『兵士のジレンマ』と呼んでいます」
「この抵抗感をデータで裏付けたのが米陸軍のマーシャル准将でした。第2次大戦中、日本やドイツで接近戦を体験した米兵に『いつ』『何を』撃ったのかと聞いて回った。驚いたことに、わざと当て損なったり、敵のいない方角に撃ったりした兵士が大勢いて、姿の見える敵に発砲していた小銃手は、わずか15~20%でした。いざという瞬間、事実上の良心的兵役拒否者が続出していたのです」
――なぜでしょう。
「同種殺しへの抵抗感からです。それが人間の本能なのです。多くは至近距離で人を殺せるようには生まれついていない。それに文明社会では幼いころから、命を奪うことは恐ろしいことだと教わって育ちますから」
「発砲率の低さは軍にとって衝撃的で、訓練を見直す転機となりました。まず射撃で狙う標的を、従来の丸型から人型のリアルなものに換えた。それが目の前に飛び出し、弾が当たれば倒れる。成績がいいと休暇が3日もらえたりする。条件付けです。刺激―反応、刺激―反応と何百回も射撃を繰り返すうちに、意識的な思考を伴わずに撃てるようになる。発砲率は朝鮮戦争で50~55%、ベトナム戦争で95%前後に上がりました」
✨ ✨ ✨
これは朝日新聞に載った、昨年9月の記事
の一部です。
の一部です。
タイトルも怖ろしいです。
「人を殺す心理学」なんて。
「人を殺す心理学」なんて。
昨日、フロリダの空港で、
銃を乱射して無差別殺人で5人
を殺したのは
アラスカ在住の元州兵でした。
州兵というのは軍の予備部隊。
国内では災害救援、暴動鎮圧
などの治安維持任務を行う
兵士です(ウィキペディアより)。
銃を乱射して無差別殺人で5人
を殺したのは
アラスカ在住の元州兵でした。
州兵というのは軍の予備部隊。
国内では災害救援、暴動鎮圧
などの治安維持任務を行う
兵士です(ウィキペディアより)。
2007年から州兵となり、
2010年の4月から2011年の2月
までイラク戦争に行っています。
2010年の4月から2011年の2月
までイラク戦争に行っています。
様々な記事を読むと、
彼はイラクから戻ってから
おかしくなったようです。
彼はイラクから戻ってから
おかしくなったようです。
昨年の11月にアンカレッジ(アラスカ)
のFBIオフィスに出頭して、
アメリカ政府が自分の頭をコントロールして、
ISのヴィデオを見るように
強制していると訴えています。
そこでFBIは彼の銃を取り上げますが、
結局戻しています。
そのいったん取り上げて、返した
ワルサーで、彼は
フロリダの空港で無差別殺人を行ったわけです。
この朝日新聞のインタビュー記事で、
元陸軍士官学校心理学教授が言うところの
「兵士のジレンマ」。
殺しても殺さなくても大変
なことになる。
そりゃそうでしょう、
戦場では生きるか死ぬかしか
ないのですから。
そんな極度に緊張した場面で、
普通の生身の人間が、
気がおかしくならない方がおかしい。
私がアラスカ住んでいた時に知り合った
女性の息子さんは、
すごくいい人でしたが、
私が出会った時にはすでに、
強いお酒ばかり飲んでいて、
結局肝臓をこわして、お母さんよりも
早死にしました。
彼はヴェトナム戦争のヴェテランでした。
戦争から帰って来てお酒を飲む
ようになったのでした。
今回の事件では、
こんなことで命を落とさねばならなかった
5人の犠牲者の方は、
本当に無念でしょう。
もちろんその家族の方々も。
私は今回の事件のこの犯人を
弁護しようとしているのではありません。
こんなブログで言ってみても仕方
ありませんが、私が批判しているのは
アメリカです。
戦争の怖ろしさ、悲惨さです。
すごく悪い表現ですが、
テロが起きなくてもアメリカは、
飼い犬に手を噛まれているのです。
自国で戦争がないだけで、
アメリカはヴェトナム戦争以降、
軍事介入と称した殺人も含めて、
戦争をし続けているのですから。
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
自分の耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合なことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
茨木のり子さんの詩。
長いものに巻かれるな!
打たれても出る杭になれ!
喉元過ぎても熱さを忘れるな!
戦争反対
原発反対
ALL YOU NEED IS LOVE ですよね?
LOVE & PEACE
2017
From Maize
のFBIオフィスに出頭して、
アメリカ政府が自分の頭をコントロールして、
ISのヴィデオを見るように
強制していると訴えています。
そこでFBIは彼の銃を取り上げますが、
結局戻しています。
そのいったん取り上げて、返した
ワルサーで、彼は
フロリダの空港で無差別殺人を行ったわけです。
この朝日新聞のインタビュー記事で、
元陸軍士官学校心理学教授が言うところの
「兵士のジレンマ」。
殺しても殺さなくても大変
なことになる。
そりゃそうでしょう、
戦場では生きるか死ぬかしか
ないのですから。
そんな極度に緊張した場面で、
普通の生身の人間が、
気がおかしくならない方がおかしい。
私がアラスカ住んでいた時に知り合った
女性の息子さんは、
すごくいい人でしたが、
私が出会った時にはすでに、
強いお酒ばかり飲んでいて、
結局肝臓をこわして、お母さんよりも
早死にしました。
彼はヴェトナム戦争のヴェテランでした。
戦争から帰って来てお酒を飲む
ようになったのでした。
今回の事件では、
こんなことで命を落とさねばならなかった
5人の犠牲者の方は、
本当に無念でしょう。
もちろんその家族の方々も。
私は今回の事件のこの犯人を
弁護しようとしているのではありません。
こんなことはあってはならないです。
ありませんが、私が批判しているのは
アメリカです。
戦争の怖ろしさ、悲惨さです。
すごく悪い表現ですが、
テロが起きなくてもアメリカは、
飼い犬に手を噛まれているのです。
自国で戦争がないだけで、
アメリカはヴェトナム戦争以降、
軍事介入と称した殺人も含めて、
戦争をし続けているのですから。
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくないもはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
自分の耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合なことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
茨木のり子さんの詩。
長いものに巻かれるな!
打たれても出る杭になれ!
喉元過ぎても熱さを忘れるな!
戦争反対
原発反対
ALL YOU NEED IS LOVE ですよね?
LOVE & PEACE
2017
From Maize
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