2017年1月22日日曜日

トランプ時代に突入、私たちの望むものは









アメリカの第45代大統領は
ドナルドダック、ではなく(失礼)
ドナルド・トランプと相成りました。

今さらアメリカ第1って、
アメリカはずっと自分の国の利益しか
考えて来なかったじゃないですか。

それが一部の人間に利するものだったにしろ。


砂漠の嵐作戦と名付けられた
湾岸戦争以来、
アメリカは原油の確保のために、
中東諸国に介入し続けたのですよね。


メイドインチャイナがこれだけ
増え続けたのも、
アメリカ国民が単純重労働を忌避し、
それでもなおかつ安価なものを
求めた結果でしょう。


✨ ✨ ✨


1974年、三菱重工爆破事件は起こりました。

私は大学の2年生でした。

事件を起こした「東アジア半日武装戦線」
はなぜ三菱をねらったか。

三菱は当時すでに防衛産業を担い
<多国籍企業>として
帝国主義的侵略をしているというのが
彼らの理由(だったと思います)でした。


多国籍企業

って言葉、今は死語でしょうか。

だってビッグブランドはどこも
多国籍企業ですものね。


メキシコ、中国、ヴェトナム、タイ、インド、
世界のトップブランドから中堅ブランド
まで、製品はすべて
そういった国で作られています。

例えばメイドインUSA
ってどこにあります?


何であのリーヴァイスまでが中国製なの?


私はジージャンが好きで
かつてグッドウィルで
リーヴァイスやリーのジージャンを
買いまくりましたが(笑)、
必ずそれはメイドインUSAでないと
だめでした。
当然でしょう。

かつて MADE IN USA にあこがれた
世代の人間。

誰が中国製のリーやリーヴァイスを
着たいと思うでしょう。


それが、今や、です。

どうぞ、トランプさん。


多国籍企業をすべてアメリカ本国に
戻してください。

メイドインUSAならそれだけで
素晴らしい商標です。

きっと売れまくります。


あ、それともう一つ。


メキシコ及び、中南米からの不法移民
を排除して、
レストランの皿洗いから
キッチンヘルパー、
ホテルのメイド、
あなたたちの家のすばらしいお庭を
定期的にケアする
ガーデナー、
すべてを白人でまかなってください。

そしたらどれだけの
ダーティワーク、ハードレイバー
を彼らがやってくれていたか
わかるはずです。


壁を築いたらいいですよ、トランプさん。



✨ ✨ ✨


私たちの望むものは

何?


岡林信康が今、何をしているかは
知りませんが、
この時代にこの詩を書いたって
すごくないですか?



私たちの望むものは
決して私たちではなく
私たちであり続けることなのだ


私たちの望むものは生きる喜びではなく
生きる苦しみなのだ

私たちの望むものは
あなたと生きることではなく
あなたを殺すことなのだ


誰も生きる喜びが欲しい。
でも彼はあえて、生きる苦しみを望むと言う

その意図するところは何なのか?


私たちの望むものは
あなたと生きることではなく
あなたを殺すことなのだ



と岡林が言う<あなた>とは
いったい誰、あるいは何なのか。

それを殺すって?

それはくだらない世間一般の価値観?

そんなものとともに生きるのではなく
そんなものを殺すことを
望むべきってこと?



あなたの望むものは何ですか?

































0 件のコメント:

コメントを投稿