今日で上がり！ナバホの高校生、タイくん

本日をもって、グッドウィルは終了。

ちょうど11か月働きました。

新しいロケーションに移るまでは家からも近く、

仕事でのプレッシャーも大してなかったのですが、 

今のお店に移ってからは

様々な経費を返して行かないといけないとかで

売り上げ増進のために我々に課せられるノルマは

すごくて、それでなくても肉体労働なのに、

とにかくやんのやんのと働かされました。

言ってもたかがスリフトショップ、寄付でビジネスが

成り立っていると言うことは元手はただってこと

なのに、なぜこうも売り上げを上げることに

こだわるのか、私には理解出来ません。

きっと裏に何かあるのでしょうが。

グッドウィルでの経験はまたおいおい書いて行きたいと

思っています。

それはさておき、高校生が＜ファーストジョブ＞という

プログラムで夏の間働きに来ています。

こういうプログラムをグッドウィルが行っている

というのはいいことだと思います。

ナバホの男子高校生が２人。
そのうちの１人、タイくん。
私が今日が最後ということで、彼は私より1時間早く
仕事を終えたのですが、ちょうど休憩で
ブレイクルームにいた私に、
○○、あなたと知り合えて良かったよ、とハグ。
これには思わず感動。

＜ファーストジョブ＞のプログラムで働いているのは
彼を含めて5人。
その中の２人のナバホの男子高校生は
２人ともとても素直でよく気がつき、よく働きます。

このタイくんは、今日も私がランチの時
日本語の新書を持って行って読んでいたら、
それ、日本語の本？と近づいて来て、
すごい！とびっくり。
ページは右開きで、縦に上から下に読むと知って
またびっくり。
日本語の本なんて見たの、初めてと言っていましたが、
仕事場では誰もそんなこと興味は持たないんですよね。

お行儀が良く、ランチもいつもフルーツや生のニンジン
を食べている彼を見ていたら、おそらく家庭での
育てられ方、
親なり、彼を育てた人がちゃんとした人なんだなって
想像出来ます。

白人の女子もよく働きますが、もう１人の白人
男子はもうひとつ。
メキシカン系の男子はだめ。

それぞれこんな年齢でもうその人物の
働きぶりがほぼ出来上がっているのですね。

雨が降ったことも知らなかった。
仕事を終えて外に出たら、またまた虹。

歩いて帰っている時にもまだ出ていました。

それにしてもいい仲間に恵まれた職場では
ありました。

さらば、グッドウィル！