2015年8月26日水曜日

サンタフェインディアンマーケト 20)懐かしい、不思議なことが続いた今年のサンタフェです







先週の土曜日の朝、プラザから
車を停めていた通りに戻り、
そろそろファーマーズマーケットが開催
されている、レイルヤードへ移動しようかと、
パーキングメーターとにらめっこしていた
時に、家人に「こんにちは」と
話しかけて来た日本人の方がいました。

私もそっちを見て、彼女を見るなり、
えっ?
もしかして‥‥Gさん?

実はこの前に、iPodでメールをチェックするのに、
この向かいのホテルに入ったのですが、
Gさんは当時、このホテルで働いていたので、
ふとGさんのことを思い出していたのです。


彼女は私たちがサンタフェに引っ越して、
初めて住んだアパートに住んでいて、
いろいろお世話にもなった方。


聞けば、彼女はそのホテルで28年働いて、
昨年辞めたそうで、
今年中にはサンタフェの北の町、
エスパニョーラに引っ越すのだと。

そんなことを聞いたのは初めてですが、
彼女のだんなさんは、
ニューメキシコのプエブロの1つである、
サンタクララだったそうで、
息子さんが住む、サンタクララの
リザヴェーションに引っ越すのだそうです。

だんなさんはネイヴィーの兵隊で、
日本で知り合って、結婚して
ニューメキシコに来たのよ。

当時はね、色々厳しかったのよ、
ミリタリーと結婚するのは、と彼女。


私たち家族や彼女が住んでいたのは、
プラザにも歩いて行ける、
アドビの、1戸1戸が独立した、
今思えば、なかなかすてきな
アパートだったのですよね。

そこに彼女はずっと住んで、
プラザにあるホテルで働き続けたのです。

何だか信じられない再会。


実は私たちが木曜日に泊まった古い
モーテルも、
このアパートに移る前に、少しの間
滞在したモーテルだったのです。

今年のサンタフェでは、
不思議な再会が2つもありました。

モーテルと、Gさんと。


27年前に、家族でアメリカに引っ越すことを
決めて、たまたま私が雑誌で見た
サンタフェの写真に魅せられて、
吸い寄せられるようにやって来た町。

今覚えば、若さゆえの無鉄砲な決断でしたが、
結果的には正しかったのだと思います。


今はインディアンマーケットで来るだけ
ですが、いつも懐かしくて、
この町に暮らした時のことを思い出します。


当時に比べたら、すごく大きくなって
しまったけれど、
やはりサンタフェは私の心のふるさと。

サンタフェ、LOVEです(笑)。















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