2014年1月24日金曜日

不思議なお話





術後、2日目。

食欲があったのは、手術を終えて、
病院から家に戻って来た時だけでした。

鎮痛剤を飲んでいるからでしょうか。
便◯も副作用の1つ。

今のところ、吐き気はほぼないものの、
家の中を歩くのも、よろめいています(苦笑)。


ずっとベッドにいるわけにも行かず、
って言うより、ベッドで横になっている
のもきついんですよね。


なので今日は、静かに本を読んでいました。


ロサンジェルスのブックオフで買ったこと
だけは覚えている、古い本。

1995年に出た、初版本です。


何だか不思議な物語です。
それとも私の、もやがかかった頭のせい?

その最後の方にあった文章がきらきら
光っていました。

おじいちゃんが孫に書いた手紙の中に。


*****


‥‥みんなお金さえあればなんでも手に入る
という錯覚に惑わされて、この大きなモール
の中をうろうろしてるのだ。
でもおじいちゃんは知っているよ。



お金では手にはいらないものもある
ということをね。
と言うより、手に入らなくてもそこにあって
くれさえすればいいものかな、
そういうものがこの世にはいっぱいある。
年をとればとるほど、そういうものが
よく見えてくるんだ。




「そこにあってくれさえすればいいもの」

すてきな表現だと思いませんか?


右手が不自由なので、左手だけでの
タイピングは少々疲れますね。

もちろん、まだ使える左手があるだけでも、
良しとしなければ‥‥。


0 件のコメント:

コメントを投稿