術後、2日目。
食欲があったのは、手術を終えて、 病院から家に戻って来た時だけでした。
鎮痛剤を飲んでいるからでしょうか。 便◯も副作用の1つ。
今のところ、吐き気はほぼないものの、 家の中を歩くのも、よろめいています(苦笑)。
ずっとベッドにいるわけにも行かず、 って言うより、ベッドで横になっている のもきついんですよね。
なので今日は、静かに本を読んでいました。
ロサンジェルスのブックオフで買ったこと だけは覚えている、古い本。
1995年に出た、初版本です。
何だか不思議な物語です。 それとも私の、もやがかかった頭のせい?
その最後の方にあった文章がきらきら 光っていました。
おじいちゃんが孫に書いた手紙の中に。
*****
‥‥みんなお金さえあればなんでも手に入る という錯覚に惑わされて、この大きなモール の中をうろうろしてるのだ。 でもおじいちゃんは知っているよ。
お金では手にはいらないものもある ということをね。 と言うより、手に入らなくてもそこにあって くれさえすればいいものかな、 そういうものがこの世にはいっぱいある。 年をとればとるほど、そういうものが よく見えてくるんだ。
「そこにあってくれさえすればいいもの」
すてきな表現だと思いませんか?
右手が不自由なので、左手だけでの タイピングは少々疲れますね。
もちろん、まだ使える左手があるだけでも、 良しとしなければ‥‥。 |
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