2014年1月16日木曜日

裁判所がフラッグスタッフ市の人工雪作成の控訴を否認





昨日発刊のナバホ・ホピオブザーヴァー。

今月7日、アリゾナの最高裁での決定は、
サンフランシスコピークスにおいて、
下水処理水を使っての人工雪作成に反対する
ホピ族への障害を一掃した。

というもの。


ホピはずっと、スノウボウルでの、
下水処理水での人工雪使用に反対して来ています。

スノウボウルスキー場のあるサンフランシスコ
ピークスは、ホピにとっての聖なる山。

ホピの神様カチーナが住み、
山頂のどこかには<シュライン>があるのです。

そこへ下水処理水で作った人工雪を撒くなんて、
ホピの<信仰>を踏みにじる、
ビジネスと効率だけしか考えない白人の、
身勝手な発想でしかありません。


とは言え(アメリカの裁判のシステムは
よくわかりませんが)、この決定があっても、
次はフラッグスタッフの最高裁判所での
審議になるのだそうです。





それにしてもこの冬のフラッグスタッフは、
非常に乾燥しています。

最後に雪が降ってもう、そのくらいたつでしょう。

10日後までの天気予報は、いつ見ても
降雪確率0%。

こんな状態で、スノウボウルには
スキー客が来ているのでしょうか。

お天気がいいのは助かるし、雪も好きでは
ありませんが、でも<湿り気>がないと、
ホピも春から植える作物にも影響します。

とは言っても、まだまだ寒いフラッグスタッフ。

これからまだ4月まで、いつどか雪が降るとも
限りません。

覚悟、ですね。

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