昨日発刊のナバホ・ホピオブザーヴァー。
今月7日、アリゾナの最高裁での決定は、 サンフランシスコピークスにおいて、 下水処理水を使っての人工雪作成に反対する ホピ族への障害を一掃した。
というもの。
ホピはずっと、スノウボウルでの、 下水処理水での人工雪使用に反対して来ています。
スノウボウルスキー場のあるサンフランシスコ ピークスは、ホピにとっての聖なる山。
ホピの神様カチーナが住み、 山頂のどこかには<シュライン>があるのです。
そこへ下水処理水で作った人工雪を撒くなんて、 ホピの<信仰>を踏みにじる、 ビジネスと効率だけしか考えない白人の、 身勝手な発想でしかありません。
とは言え(アメリカの裁判のシステムは よくわかりませんが)、この決定があっても、 次はフラッグスタッフの最高裁判所での 審議になるのだそうです。
☆
それにしてもこの冬のフラッグスタッフは、 非常に乾燥しています。
最後に雪が降ってもう、そのくらいたつでしょう。
10日後までの天気予報は、いつ見ても 降雪確率0%。
こんな状態で、スノウボウルには スキー客が来ているのでしょうか。
お天気がいいのは助かるし、雪も好きでは ありませんが、でも<湿り気>がないと、 ホピも春から植える作物にも影響します。
とは言っても、まだまだ寒いフラッグスタッフ。
これからまだ4月まで、いつどか雪が降るとも 限りません。
覚悟、ですね。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿