2013年2月24日日曜日

アメリカのスリフトショップと日本のリサイクルショップの違い



一昨日の売り上げ5000。
昨日は6500。
はい、単位はドルです。

この町のどこに1日にそれだけ売り上げる
お店があるでしょう。
しかも資本はゼロ。

今日の日曜日はおそらく昨日以上でしょう。

久しぶりに日曜日に働いて思い出した
このクレイジーネス。
人でごった返す売り場、レジ。

先週のセールだった色のタグのものは
基本的に1ドルなので、
みんな山ほど、ほんとに山ほど買うのです。

一人のマネジャーが言いました。
この町にはグッドウィルが必要なんだ。

そうなんです。
どちらかと言うと低所得層の多いこの町では
グッドウィルのような価格設定のお店が必要で、
またグッドウィルのもので事足りるのがこの町です。


日本のリサイクルショップでは
基本的に新品、もしくはブランドもの、しか
買い取ってくれません。
まあこちらのスリフトショップは<寄付>なので、
とにかく持ち込まれたものは拒まず。
(もちろん銃器やタイヤ、冷蔵庫など何種類かの
受け取らないものもあります)
なので半分は「使い物にならない」
要するに値段も付けられないがらくた、或いは
ごみなのですが、
中には珍しいものがあったり、高価なものが
混じってたりするわけです。

昨日出て来た日本人形。
熊の爪で作ったと思われるセレモニー用らしき
楽器?。
ばかでかいグッチのスウェットパーカ。
少し前に見た Made in Occupied Japan
のスタンプが入った瀬戸物の人形。

私も毎日穴のあいた靴下や中はペットの毛だらけの
靴、何でここまでハンドバッグの中を汚せるのと
ぞっとするほど汚いバッグ。
そんなものを見続けている中でたまにまだ新しい、
すばらしいウェスタンベルトや
米軍の使うハイドレーションリュックサック
(初めて見ました)やカブスカウトの帽子が
出て来たり。

私の守備範囲ではないけれど、
アーミーのユニフォームのジャケット、
ディプレッショングラスのお皿、
私が少し前に買った、傷アリの毛皮のジャケット、
みたいなものが出て来たり。

そこが何が見つかるかわからない、
アメリカのスリフトショップの面白さなんでしょうね。

誰かのごみは誰かの宝物。

よく言ったものです。
スリフトショップの魔力ですね。

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