2011年3月21日月曜日

ホテヴィラへ


久しぶりにホピへダンスを見に行きました。
今日はセカンドメサのションゴパヴィ、
サードメサのバカヴィとホテヴィラで
ダンスがありました。

バカヴィがホームのマリィが招待してくれていて、
でもバカヴィのマリィの息子、アキマの住む
プラザの家に着いたら、まさに
カチーナたちはプラザを 後にするところ。
(あとできけば、本当なら2回踊るはずが
予定が変わったのだそう)
でもこれからホテヴィラでもあるからと、すぐに
マリィの車の後に続いてホテヴィラに移動。
ここは一昨年のバスケットダンスで来ました。
亡くなったマーカスの奥さんRUTHの実家があります。



屋根の上に場所を取って しばらく待つと
太鼓の音とともにコエムシ(マッドヘッド)の登場。
総勢50人ほどいました。
茶色のマスクには左右と頭のてっぺん、後ろの
側面に同じく茶色のおだんごのような丸いものを
くっつけています。
私は昔の潜水服の頭にかぶるものをイメージして
しまいます。
マッドヘッドはダンスの時に道化的役割をしますが、
この日のダンスでも
(多分)ヤッカの茎で作られた鞭を持つ
ウィッパーが一人いて、いたずらをするコエムシ
(マッドヘッド)に鞭をおろします。
コエムシのちょっかいの出し方がこっけいで
見ている人の笑いを誘います。

そして4組の男女のカチーナ。
女性は頭に大きな木の飾り。
女性はPALHIK'MANAというバタフライまたは
水を飲む乙女のカチーナ。
バタフライダンスでつける飾りとよく似ていますが、
今日はカチーナなので女性も顔にはマスクを
かぶっています。
その4組の男女を守る両端にいるのは
20世紀少年に出て来たようなマスクをかぶる少年。
あとできくと、彼らはヴァージンでなくては
いけないのだそうです。
4組の男女のカチーナに悪いものが寄り付かないように
ピュアなものに守らせるという意味なのだそうです。


1度目のダンスが終わって、マリィのお姉さん宅で
ランチをごちそうになりました。
マリィのお姉さんのだんなさんは私が働くお店の
常連のお客さんのホピのシルヴァースミスですが、
彼の私宅のおじゃまするのは初めて。
お家はとてもモダンで、リヴィングには大きな
テレビと薪ストーヴがおいてありました。 



2度目のダンスも見て帰ろうと車を出そうとしたら
つれあいが、あれ、マーカスじゃない?
マーカスは自分の出身であるションゴパヴィでの
ダンスに参加して、終わって、子供たちのいる
彼らの母親RUTHの実家に戻って来た
ところだったのでした。
ションゴパヴィのカチーナは何だったの?
コーンボーイだよ。
これも見たかった・・・。


強風の吹き荒れる中、帰って来ました。
踊ってたカチーナたち、
さぞや寒かったでしょうに・・・。

久しぶりのホピ。
マリィの今のだんなさんとのなりそめを聞いたり、
久しぶりにホピでゆっくりした休日でありました。

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