昨日の金曜日と今日の土曜日は仕事場の
お店のスーパーセールというビッグセールでした。
昨日より今日の方が忙しかったです。
今日はちょっと椅子に腰掛ける時間もなく
お客さんの応対に追われました。
マネジャーはオフィスで何をしているのか
出ても来ない。
今月いっぱいでやめるアシスタントマネジャーは
向こうでお客さんが待っていようとおかまいなく
一組のお客にかかりっきり。
ていねいで親切なのはいいけれど、
おしゃべり、そして周りで待っている他のお客さん
のことなど気にも留めないアメリカ人は、
彼女みたいな店員をなかなか放しません。
延々としゃべっています。
I'll be right with you.
She'll be right with you.
と一言でも待っているお客に声をかけるのは私ぐらい。
(これをしとかないと、コンプレインが出ることも)
うまく切り上げて次のお客さんに、ということが
出来ないのかわざとしないのか・・・。
アメリカ人と働いていて(他の職場は知りませんが)
まわりの状況を見ててきぱきと仕事をする
ということが出来ないことに本当に
フラストレーションが溜まります。
他の店員と同じように、何でもゆ~っくりすればいい
とつれあいは言いますが、それにも限度が
あります(笑)。
忙しくなって来たら、自然と体が動いてしまいます。
おそらく子供の頃から学校で訓練もされて
いないのでしょうね、アメリカ人は、敏速な行動
なんてことを。
それとMULTIPLE TASKが出来ない。
1度に2つ以上のことがやれない。
それからこれは私の印象ですが、体のつくり、
要するに肥満も関係しているのではないかと。
フラッグスタッフは肥満だらけですが、
フェニックスなどでお店に入って、そこの従業員を
よく見ていると、
太っていない人は行動がすばやいです。
それとおしゃべり好き。
マネジャーなんて誰かと話し始めたら
目の前の電話が鳴ってもなかなか取ろうとしません。
誰でも彼でもとよくもまああんなに親しげに
しゃべれるものだと感心します。
てきぱきと働く
さっさと片付ける
きびきびと行動する
ぱっぱと動く
ということから全くかけ離れたアメリカ人の
仕事、あるいは行動パターン。
これはつれあいもいつもこぼしています。
時に思います。
アメリカって(国として)よくこれで動いているなあ・・・と。
もちろん私たちがいる場所自体は田舎だし、
働いているところも決してレベルが高い環境
ではありません。
でもここだけではなくても、アメリカって
ほとんどが田舎なんですよね。
☆
(田舎と言えば、ここはちょっとコワイ田舎だなあ
と思った最近の出来事を)
先日ランチの休憩で出かけた帰り、信号待ちを
していたら、斜め前のトラックに
<私の大統領はチャールトン・へストン>
のアメリカライフル協会のステッカーが。
でその写真を撮ろうと思ったら、その車の
後ろのトラックに乗っている白人のいかつそうな
男性二人。
首にタットゥだらけ。
クランのメンバーでもおかしくないかも・・・。
それを見て怖れをなした私はカメラを出すのを
やめました。
その日の帰り、私の前を走っていたトヨタの
トラックには黒地に白抜きで<100%アンチオバマ>
のバンバーステッカーが。
きっと座席の下にはライフルくらいは置いてるゾ・・・。
☆
今日のテーマからはずれましたが、
村上春樹訳、ティム・オブライエンの
<ニュークリアエイジ>の中で主人公がもらす
「僕の頭は赤白青」という言葉をつい
思い出しました。
あ、この小説、非常に面白かったです。
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