2016年2月29日月曜日

監督賞と主演男優賞で十分、「The Revenant (蘇りし者)」



✨ 以下は日刊スポーツの記事から ✨


演技部門20人が全員白人…人種問題で批判相次ぐ


28日に発表・授賞式が開かれた米アカデミー賞は昨年に続いて演技部門の候補20人が全員白人となり、著名人からボイコット表明が出るなど批判が噴出、授賞式でも人種問題に絡む皮肉や賞をやゆする発言が相次いだ。

 「レヴェナント 蘇えりし者」で監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ氏は、自らの作品中の有色人種に対する差別的なせりふを引用し「(今が)私たちの世代にとって全ての偏見から解き放たれる好機だ。肌の色を髪の長さと同じぐらい、取るに足らないものにしよう」と受賞スピーチで述べた。
 司会に起用された黒人コメディアン、クリス・ロック氏は開会早々「私はアカデミー賞、またの名を『白人によって選ばれた賞』の会場にいます」「毎年、黒人の候補が必要なら黒人の受賞カテゴリーを作ったらどうだい」などと得意の毒舌でやゆした。
 米メディアによると、会場付近では黒人運動の有力指導者シャープトン師らによる抗議デモが行われた。



 昨日のアカデミー賞はまたまたアパートの
クラブハウスのジムで見た私。

悪寒を感じながらも、ワインで温まりつつ(笑)
見ましたよ!もちろん!

何しろ見た映画は「The Revenant」だけ。
でもだからこそこの映画で賞を取ってもらいたかった。

イニャリトゥ監督は大好きな監督であり、
この壮大な映画を作り切ったということと、
ディカプリオの熱演は多大な称賛に値する
と思っていました。

作品賞は逃しましたが、
監督賞と主演男優賞と撮影賞が取れて十分です。
あの極寒の中での撮影もおそらく
想像を絶するものだったはずです。

二人の受賞が決まって、
それぞれがステージにのぼった時、
私は思わず涙ぐんでしまいました。

「ブラッドダイヤモンド」のレオくんも
すごく良かったのですが、
40歳を過ぎた彼の挑んだこの役、
すさまじかったですよね。

この映画のロケで氷を探してカナダから
アルゼンチンにロケ地を変えたということも
あり、ディカプリオは温暖化を目の当たりにして
昨夜の受賞スピーチの最後にそのことを
伝えたかったのでしょう。


「ギルバート・グレイプ」で初めて見て、
その演技力はすばらしいと感じたレオくんは
小さい頃から両親に連れられて
オーディションに行き続けていたらしいですね。

しばらく俳優業を休むと言っていたのに
このシナリオを見てやろうと決めた彼。

もう今ならしばし休業してもいいんじゃない
でしょうか。
って私ごときが言うことでもありませんが(笑)。

だってこんなすごい環境で
こんなハードな役を演じたのですもの。


✨ ✨ ✨


余談ですが、そして私事ですが、
昨夜のアパートのクラブハウスで
2時間のオスカーを見ている間に
すっかり風邪をひいていた私。

アパートの部屋に戻って熱を計ったら
何と38.2度!

でも、それでも見て良かった!

風邪は治るけど、今年のオスカー中継は
昨日しか観れなかったですもの。

ああいうのはやっぱりオンタイムで見ないとね。


ということでグラミー賞、アカデミー賞、
と今年の賞ものはおしまいです。


さてさてまたまたどんな映画がこれから
公開されるのでしょうね。


昨年のブルーノ・マーズの「アップタウンファンク」
みたいに聞き飽きるほどラジオで流れる
流行歌は出て来るかしら。


気がつけば閏年の2月29日も終わりで、
初めて今年がオリンピックの年だったと気づく。


明日から3月です。
















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