2016年2月2日火曜日

ファイターズキャンプ、ちょっと酷だよ、大谷くん







Peoriaでの日本ハムファイターズの
スプリングキャンプのお目当ては
やっぱり、大谷翔平選手。

うわさ通り足が長くてカッコいいです。








この日はファンクラブの方も日本から
はるばる見に来ておられましたが、
9割は女性。

私は知りませんでしたが、
日本ハムは「イケメン」ぞろいが売りらしい。








ベンチにバッグを置いて、
靴を履き替えたり、
シャツを着替える選手たち。


カメラを向けるファンに、
何だか動物園みたいだねとと話しかける
選手もいました。

フェンスのこちら側から声をかける
ファンの女性。
それにこれまた気軽に返す若い選手たち。

そばで見ていて何だか微笑ましいし、
羨ましいです。


写真のこれが唯一、
大谷選手を間近で見れた時。









私はびっくりしましたが、
ユニフォームのパンツのこの位置にはいった
<ニトリ>のロゴ。

デザイン的に見て、ちょっといただけない
のではないでしょうか。

はっきり言ってカッコ悪い。

スポンサーだから宣伝効果をねらって
なのでしょうが、
この位置にしかもカタカナでこの色は
あまりにも美しくなさ過ぎ。


メジャーリーグを見ていてつくづく感じる
ことは、ロゴやユニフォームのデザイン
がかっこいいことです。

それはもちろん野球だけではなく、
バスケットボールでもフットボールでも。

いえ、森林局だって、警察だって
ミリタリーでも言えることで、

ロゴやユニフォームのパッチなど
どれもすごくおしゃれに感じます。


これってユニフォーム文化の

歴史の違いでしょうか。






大谷くんのグラヴ。











スコッツデールで買い物を済ませてPeoria
に戻ったのは3時半。

大谷の打撃練習は終わったばかりのようで、
ファンの方たちが出口の方に向かっていました。



日本ハムのキャンプに来るのは今日だけ
だからという家人と
サインをもらえる最後のチャンス、
すべてが終わって、向かいの宿舎に
歩いて戻る時しかないと建物の前で待つことに。

この時点ではまだ多くのファンが
お目当ての選手を待ち構えていました。

年齢もまちまちの女性ファンたちは
若い選手たちを⚪️⚪️くん!と
ファーストネームで呼びます。








順番にていねいにサインをする
中田選手。







この時点でも日は傾いていましたが、
まだそんなに寒いとは感じません。









ぱらぱらと選手たちは出て来ますが、
お目当てはまだ‥‥。

だんだん日が暮れて、
フェニックスも風が強くて
立っているコンクリートから

しんしんと冷えて来ました。






もう暗くてサインもできないだろう
というタイミングでみんなが待っていたのとは
違う方へかけよる人々。

大谷選手でした。

この時点で6時半を過ぎていました。


パーキングを横切って
早歩きもいいところ。

彼の横にぴっちりとくっついていたのは
どうも記者だったようです。

(後で家人に聞いてわかったのですが)
彼は歩きながらインタヴューを受けていたらしい。

追いかける女性はもう小走り。
私も走りました。

とその時、家人がぱたーんところんで
コンクリートの上にダイヴィングしたように
どさっと倒れたんです!

あわててそばにかけよると
起き上がった彼の両方手のひら、手首に近い部分が
真っ赤です。

それでもボールとサインペンはしっかり
握っていたと後で笑っていましたが、
すごいのは誰も振り返りもしなかったこと。

彼はどうも何かのはずみで
大谷とぶつかってころんだらしい。

結局そのまま宿舎まで人の輪は続きましたが、
入り口のキーパッドを押して
無言でホテルの中に消えました。


もちろん忙しいのはわかりますが、
あれだけファンクラブの人たちも長い間
待ち続け、
最終的に残った人はアメリカ人を含めて10数人。

せめてその人たちにサインしてあげても
良かったのじゃないかしら。

チームの方針なのか、
彼自身の決断なのかは知りませんが、
ファンサーヴィスもプロの
1つの仕事です。


イチローを待っていたある時、
彼はその時待っていたすべてのファンに
サインをしていました。


マリナーズのキャンプで、
球場でサインをねだるファンに、
ドラッグのスクリーニングがあるからと
(もちろん冗談で)走って逃げた
おちゃめなケン・グリフィー。

マリナーズのキャンプ球場は
日本ハムが使うサンディエゴパドレスの
練習球場のとなりで、
作りもほぼ同じ。

練習によって、いくつかある球場を
あちこち移動しますが、
マリナーズの選手などはその移動の際に
待っているファンによくサインをしていました。


メジャーリーグはチームとしても
(もちろん個人としても)
ファンサーヴィスには熱心で、
色々工夫したプログラムを組んでいます。


日本での事情は知るよしもありませんが、
アメリカにいる時くらいは
もう少しファンサーヴィスをしてもいい
のではないかなあと思ったしだいです。





















2 件のコメント:

  1. 北海道の地元のニュースでもアリゾナでのキャンプが流れてました!
    それにしても日本のファンの人結構いますね。

    大谷選手は北海道に居てもテレビでしか見たことありませんが。
    近くで見るときっとテレビよりも、もっとカッコいいのでしょうね、少し羨ましいです。

    でもこの時期は北海道で毎日のようにアリゾナのキャンプとアリゾナの様子がテレビのニュースで見れて嬉しいのでとても有り難いです。


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  2. ここぺりさん、コメントありがとうございます。

    もちろんどのチームのファンもそうだと思いますが、この日来ておられた
    ファンクラブの方たちは、とても熱心に練習を見て、写真を撮って
    おられました。

    私に色々教えてくださった女性は、シーズンチケットを買っている
    とおっしゃっていたし、選手やチームのこともとても詳しそうでした。

    ファンクラブ以外でも日本人は我々数人を除いて、みんな日本から
    来ておられたファンの方でした。

    練習球場でクレーンに乗って、高いところから映していたのが、北海道の
    テレビ局だったみたいです。

    大谷くん、確かにあの大きさ(背の高さ)は目立ちますよね。
    私もこんなチャンスでないと生の彼を見れなかったです(笑)。

    ピオリアでのキャンプはまだ続くので、ここぺりさんはもうしばらく
    アリゾナからの映像が見れますね!

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