2014年7月6日日曜日

ホピショウ その6)アルビン(・テイラー)にホピの古い話を聞きました








ホピショウ、2日目。

昨日に比べたら、格段にお客さんの数が
少なくて、静かです。

<ルイス・テワニマ>のレースのテントに
アルビンがいたので、つい立ち止まって、
色々話を聞いてしまいました。


例えば今年の1月に99歳で亡くなった
アルビンのお父さんの母親は、
ルイス・テワニマのお母さんと姉妹だった
そうで、するとアルビンは
ルイスの直系と言える子孫だとわかりました。


今はレースの役員は辞めていますが、
それでもボランティアとして、
何かとお手伝いをしているアルビン。








そんなアルビンにまた新しいことを
教えてもらいました。

セカンドメサのションゴパヴィは
私が一番よく行くホピのビレッジですが、
テワニマレースのTシャツにプリントされた
スペルは2種類あり、
どっちが正しいの?
とたずねたら、
Shungopavi は英語っぽくしたもので、
ホピ語に忠実に書けば、
 Soongopavi
が正しいのだそうです。


soongo とはホピ語で、
<アシ、ヨシ>のことで、
pavi は水。

かつて、村がまだ今のメサではなく、
崖の下にあった頃、
そこには泉があり、泉のほとりに
アシやヨシが茂っていたのが、
村の名前の起こりなのだそう。

なかなか興味深いですね。











ルイス・テワニマの古い写真も色々展示。

アルビンによると、ホピたちは元々走る人々で、
オリンピックで銀メダルをもらった
ルイスも、当時は車もなく、
村から村へも、水を汲むのも、
もちろんセレモニーでも、

走ることが当たり前だったホピの間では
特に有名でもなく、
普通の人だったのだそうです。


熱心に話を聴く私に、
もう本が書けるよねと、
冷やかされました(笑)。










レースのレジストレーションをしようと
思っていたのに、
ショウに来る準備段階で、
申し込み用紙は持って来るの忘れたみたい
と、アルビン。

のんびりしていますよね。

アルビンには今年はオライビのレース、
走るからね、と約束して
ブースを去りました。



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