2014年7月25日金曜日

シドニー(・シカクク)の奥さんに出会いました



グッドウィルと言う場所は何と言うか、
フラッグスタッフで買い物をする際に、
人がまず立ち寄る場所かも知れません。


そしてフラッグスタッフで買い物をする
人はこの町の住民とは限らない。

多分その次に多いお客さんの層は、
リザベーションから来る、
ホピやナバホたちでしょう。


今日、グッドウィルで、もうあと
数分で仕事も終わりという時間に、
今日のジュエリーの値段付けも終わった私は
フロアのガラスケースのそばで、
お客さんの対応をしていました。


そこへ近づいていらっしゃったこの女性。

すてきなビーズワークのカチューシャを
つけていらっしゃる。

それを見てすぐに、
これはマリィのではないかと。


それ、どこで買ったの?

ホピショウで買ったのよ。

それってマリィ(・ホンニャクテワ)のでしょう?

そうコーナーのテントね。

やっぱり、そのビーズのカチューシャは
マリィの作品でした。

(カチューシャの写真が撮れなかった!)








その彼女が身につけているのは
全てホピジュエリー。










そのブレスレットは誰の作品なの?

これは私のハズバンドのよ。

ハズバンド、何てお名前なの?


シドニー・シカククよ。
え〜〜〜っ。



ダンナさん、亡くなったんですよね。

(それはリッキーから聞いていました)


私、シドニーのブレスレット持ってるよ。











このプレイヤーフェザーモチーフの
イヤリングも、











自分はバタフライクランで、
彼はクモのクランなの、とこの、
蝶々の中にクモが入ったペンダントも
シドニーの作品。


彼女曰く、シドニーが亡くなって、
e-bay と、コロラドのトレイダーから
彼の作品を買い戻したのだと。


コロラドのトレイダー、私も知ってます。

彼ら、いい人たちだよね。


そう、シドニーの作品、5点、ホールセール価格で
売ってくれたのよ。

それは孫に手渡すためにね。

それはとてもいいことよ、と私。


夫が亡くなって、かつての作品を
買い戻すことも出来ない奥さんがいる中で、
彼女はそれが出来たのですものね。



彼のテンプレートとかみんな私が
持ってるのよ。

誰か後を継ぐ人はいるの?

首をふる彼女。


またここでも残念!

もったいない!


ちょっと待ってて、すぐに戻るから
と、タイムカードを押してやっと、
フロアに出て来た私。


彼女の写真を撮らせてもらい、
デジカメの中の、シドニーのブレスレット
をお見せしました。

彼が作った、似たデザインのバレッタを
持ってるよ、と。


シドニー(・シカクク)の奥さんの名前は
ラモナ。
彼女はセカンドメサのミションゴヴィから
来ていました。


彼女、私のことは、
前のお店で働いていた時から知っていた
みたいです。


そう、あそこでのお客さんと
ここでいっぱい出会うのよ、
ホピもナバホも。

ナバホの方が多いけれどね。


今は週に3日しか働かない私ですが、
それでもたまたまセールスフロアに出て来て
出会う人もいる。




数年前にたまたま気に入って買ったブレスレット。

今はもう亡くなってしまった、
その作者の奥さんと出会えたと言うのも、
何だか縁があるのかなあ。




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