ランチはグラタン、やっぱり美味しいヘヴィウェイト、スパナコピタの思い出

今日のフラッグスタッフ、
予報では最高気温１９℃でしたが、
おそらくそのくらいまで上がったのでは
なかったでしょうか。

そんなに暖かい日ではありますが、ランチは、
心も体も暖まる（笑）グラタンでした。

イチョウ型に切ったジャガイモと、
鶏胸肉、ラチナトケールは蒸しました。

蒸し器（と言ってもちょっと大き目の、
分厚いステンレスの片手鍋。
しっかりしたすのこがついています。
アラスカにいた時に、スリフトショップで
買った、中古。でも古き良き時代の
アメリカ製。びくともしない）の
下のお鍋で卵をゆでて、ゆで卵も入れました。

冷凍にしてあったホワイトソースを
解凍して、ミルクを足してかけた時点で、
そうだ、コーン、
昨夜のゆで野菜の残りも、と
あわてて上からふりかけたので、
上になったブロッコリは焦げましたが、
ペンネなしグラタンは、あっさりと軽めです。

何だかんだ言いながら、二人で完食。



こちら⬇はもうこれしかなくなったワイン。

ヘヴィウェイトを外も暗くなって開けました。

おつまみはスパナコピタ。

コスコで買ってあった冷凍のを
オーヴンで焼いただけ。


それにしても、久しぶりに飲むヘヴィウェイト
は美味しい！


そしてスパナコピタも美味しいですよね。

かつてサンタフェに住んだ時、
すぐに大手のヘルスフードマーケット
（でもホールフーズでもトレイダージョウズ
でもありません。それよりも、ずっと前の
お話です）に買収された、ローカルのナチュル
フードマーケットがあり、
そこで見つけて買ったのが初めてだったように
記憶しています。


でもギリシャ料理って、学生時代に神戸の
ギリシャレストランで食べていて、
それでムサカも濃いギリシャコーヒーも
知ったのでした。

そのレストランでスパナコピタを食べたのか、
記憶がありませんが、
サンタフェで食べた、冷凍のスパナコピタ
に感激。

ロサンジェルスに引っ越して
住んだアパートの隣人にギリシャ人がいて、
彼に聞いたダウンタウン近くにあった
ギリシャ食品店に通うようになったんですよね。

子供が食べ盛りの頃は、よく
ムサカも作りました。


あらあら、スパナコピタから話が飛んで
しまいました。

そのアパートの隣人だったか、
ギリシャ食品店のおじさんだったかが私に
言った言葉が、今も頭に残っています。

「世界で一番ヘルシーな料理は
どこのか知ってるかい？
日本食とギリシャ料理なんだよ」。


オリーヴとオリーヴオイルをたくさん使い、
魚を食べ、
ザジキなど、ヨーグルトもたっぷり使う。

今は＜一般名詞＞となった
＜グリークヨーグルト＞。

チーズはカロリーも低そうなフェタチーズ。

私も一時はまった、松やにから作る、
かなりくせのある白ワイン。

どれもヘルシーですよね。

そんな隣人だったギリシャ人のおじさんも、
私たちがアラスカに引っ越して暮らしていた
間に、大腸がんで亡くなりました。


あのアパートにはキューバ人の
おばあちゃんも住んでいました。

最初は何だか気が合わなかったのに、
いつの頃からか仲良くなって、
キューバ料理を教えてもらったり、
ちょこちょこと彼女のアパートに
上がり込んでいました。

最後はフロリダに引っ越してしまいましたが。

ちょっと懐かしくなりました。

ギリシャ人がいて、キューバ人も暮らす。

LA はやはり、何とも楽しい町でしたね。