2014年2月1日土曜日

ローザンヌバレーコンクール、ちょっと気になった日本語、「〜が輩出した」か「〜を輩出した」か

ローザンヌバレーコンクールで、見事1位に選ばれたのは、松本市の男子高校生でした。

2位も横浜在住のやはり高校生の女子。

素晴らしいです。

ところで、このニュースを朝日新聞で見て、「熊谷哲也さん
(途中省略)〜輩出したローザンヌ〜」と書いてあり、うん?「輩出した」って、助詞は「〜」じゃなかったっけ?
と、私には少々の違和感あり。

サンケイスポーツの記事では、「〜輩出した」と書かれていて、私には、こちらの方が通りがいいように思えて、これは調べてみなければ、とEX-wordの明鏡国語辞典を開く。

ふふ〜ん、なるほどね。
自動詞、他動詞、両方の使い方が出来るのですね。

「多くの名優を輩出した劇団」という例が挙げられていました。

ということは、朝日もサンスポも両方正しかったわけですね。

まあ、大きな新聞ですから、間違えることはないはずですが。

言葉って難しいですよね。


私は<輩出する(出す)>のだから、勝手に<他動詞>だとばかり思っていたわけですが、考えてみたら、「出す」だって、〜が出ると〜を出すの両方使いますものね。


ローザンヌバレーコンクールの記事で、今日の日本語のお勉強でした。




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