2017年10月5日木曜日

ノーベル文学賞はカズオ・イシグロ








ノーベル文学賞が発表になり、
受賞者はカズオ・イシグロでした。


「日の名残り」を読んだのは
ずいぶん前のことで
内容をほとんど思い出せません‥‥。


村上春樹とも対談している作家で、
仲もいいと読みました。



写真はこの夏に日本に帰った時に
古本屋で見つけて買ってきた
「わたしを離さないで」。




カズオ・イシグロは5歳の時に
父親の仕事の関係で、両親とイギリス
に渡り、そこでずっと暮らしています。


彼は英語で文章を書く、
イギリスの作家であるわけですよね。


日本語は聞いたり簡単なことを話す
くらいはされるみたいですが、
基本的に彼の場合「英語」のみのようです。


それはアメリカで子供を学校に行かせた

経験のある私から見たら、
ちょっと不思議に感じてしまいます。


ご両親の方針だったのか、
それは何ともわかりませんが、
わが家の場合、
アメリカ人でもなくパーフェクトでもない
ブロークンの英語で子供とはとても
コミュニケーションはしたくない
と家の中では日本語しか使いませんでしたが、
聴く話すに関しては結果的には一応
日本語は身につきました。



カズオ・イシグロのご両親は
息子さんと英語で話していらしたのでしょうか。


でもBBCのインタヴューでは、
英語が離されていない家庭で育った
とガーディアンのインタヴューで話している
と載っていました。


それでも日本の影響は大きいと
別のインタヴューでは答えています。



「忘れられた巨人」も読んでみたいですね。








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