2017年10月30日月曜日

女の子へのメッセージ



<金口木舌>女の子へのメッセージ


高校を中退し、父親が借金苦で自殺、結婚相手はアルコール依存症で、DV(家庭内暴力)がひどかった。元ヤンキーの彼女が言う。「王子様を待たないで。幸せは、自分で取りに行ってください」
▼彼女とは漫画家の西原(さいばら)理恵子さん。著書「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」で、若い女性にメッセージを送る。「追い込まれて次の一手が打てなくなる前に生き抜くための戦略を立てて」
▼「女の子」という点がポイントだ。女性は出産する性。子どもが生まれれば働けない場合もある。でもお金はかかる。恵まれた環境であればいいが、世帯収入が低いと夫婦関係にひびが入ることもある
▼沖縄の離婚率は全国トップで、人口千人当たり2・59人と全国の約1・5倍。10代で出産する割合は、全国1・3%に対し、2・5%と高い。傾向は語られても、離婚後や若年出産の対策について語られることは少ない
▼離婚や若年出産が、自分の幸せをつかみ取る新たな一歩となり得ることもあり、決して悪いことではない。一方で、食べていくための戦略も必要。「自立」を促す西原さんの助言は的確だ
▼では「男の子」はどうするか。暴力は振るわない。簡単に妊娠させない。親やパートナー、酒に依存しない。まずは「自立」。男女共に必要なのは、それを目指す姿勢だと言えるのかもしれない。






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昨日の琉球新報のコラムです。


女の子へのメッセージ

「王子様を待たないで」


「バッグとリングは自分で買いなさい」

と西原さんは言います。



私はオトナの女子が
「◯◯に買ってもらった」と言う
言い方が嫌いです。

◯◯はもちろんオトコ。

イイ年をして買ってもらったなんて
言うな、って思っちゃいます。



王子様なんているわけないよ。

そんなの待ってる間に年取っちゃうよ。


それより西原さんが言うように、
幸せは自分から
獲得しに行かなくては。



私の友人は3人姉妹の長女。

今は休職中ですが、ナースです。

彼女のお母さんは彼女が中学生の
時に離婚をして、
その時3人の娘さんにこう話したそうです。


自分で自活できる職業につきなさいと。


で、私の友人はナースに、
次女は栄養士、
三女は美容師になりました。


昔の人が言う「手に職」
あるいは実用的な「資格」は
おそらくどんな時代にも仕事を探す時の
強いファクターの1つではないかと思います。



自活できる「資格」を取りはしたけれど、
自立も自活も出来ないまま結婚という
選択をした私にはえらそうなことは
言えないのですが、
女の子を育てる時は
結婚しようがしまいが、きちんと
経済的に自立できる仕事を身につけてほしい
ということは話しておいた方がいいと思います。



では、「男の子」はどうするか。


息子が高校生の時、
私はよく女の子を妊娠だけはさせないでね
と言っていましたが、
息子曰く、そういうことは学校で
ちゃんと習ってるのだと。


その当時でもアメリカのハイスクールでは
性教育ができていたのでしょうね。



ではこのコラムに書かれているように、
「男の子」はどうするか。


暴力は振るわない。

簡単に妊娠させない。

親やパートナー、酒に依存しない。

「男の子」もまずは「自立」。


まさにこれに尽きますよね。


若年妊娠はあらゆる負の可能性の
始まりです。




女の子よ、
王子様を夢見るのは
あなたの夢の中か映画の中だけです。



















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