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今日はお昼のビギニングヨガと
夜のケリーのダンスフィット
の2つのクラスに行きました。
ビギニングヨガには時間的にも
シニアが多いのですが、
というか、ちょっと若い(笑)のは私だけ。
皆さん、もちろん来るだけでも
立派なのですが、
いかんせん今まであまり運動はしてこなかった
あるいは体を動かしてはいなかった
という人がおそらくほとんどでしょう。
アメリカでは移動は車で、
歩くこともほとんどない生活です。
体は太ってお肉がたっぷりついていて重い、
そこへ腕、腹筋、脚の筋力がなく、
体も硬くて、バランスに欠けるので
ヨガの途中でもばたんと音がして、
ひっくり返る人を度々見ます。
夜はケリーのハードな
ダンスフィットのクラス。
彼女はヒット曲、ラテン、ヒップホップ、
速い曲、バラードを織り交ぜて、
実に上手に1時間のクラスを作り上げています。
このクラスにもシニアに近いお年の女性や
シニアの男性も来ていますが、
彼らを見ていると、
いえ彼らだけではなく、
若い女性でも速い音楽のステップや振り
についてけない人も多いのです。
「敏捷性」です。
音楽にぱぱっと反応すること
に慣れていないのですね。
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そしたらNHKのニュースサイトで
興味深いリポートを見つけました。
以下がそれです。
長いですがコピペしました。
シニア世代の体を変えるヒップホップのすすめ
「今、スポーツクラブやダンススタジオで、中高年がヒップホップダンスを踊り始めている」。 そんな話をことし9月、高齢者向けに健康維持のためのダンス講座を開いている団体から聞きました。これまでヒップホップダンスのようなストリートカルチャーは、あまり“科学”されてきませんでした。それがことし、ある論文が発表されたりと、じわじわとその可能性が見直されています。
ヒップホップダンスにキャンセル待ち
大阪府・住之江区で行われる、シニア向けのヒップホップダンス講座。誰もが手軽に楽しく運動習慣を身につけるため、日本ストリートダンススタジオ協会が厚労省やスポーツ庁の後援で行っています。
住之江区の講座は当初、定員が30人でしたが、実際に参加したのはその倍の60人以上に。ほかの地域でも同様の現象が起きていて、各地でキャンセル待ちの状態だと代表理事の吉田健一さんは話します。
吉田さんいわく、シニアの人たちが参加する理由は、「若い曲で踊りたい」とか「年寄り扱いされたくない」といったものが多いそうです。シニアの人たちのための運動の機会が、心の若さとマッチしていない現状もかいま見られました。
シニアの敏しょう性を劇的に改善?
そしてことし、このヒップホップダンスの持つ力が科学的にも注目される出来事がありました。ヒップホップダンスが、シニアの敏しょう性を劇的に改善する可能性があると論文で発表されたのです。
現場は岐阜県多治見市。ここでは健康維持の目的から、保健センターが主導して3年前、シニアのヒップホップダンスチーム「TGK48」が結成されました。「TGK」は、「たじみ・げんき・こうれいしゃ」の略です。「48」は、アイドルグループの名前になぞらえてつけたということです。
平均年齢は69歳。週に1度、1時間半のダンスレッスンを行い、汗を流します。
彼らの身体能力に着目したのは、スポーツ科学を専門とする岐阜大学の春日晃章教授。春日教授は、多治見市に依頼されて、住民向けに体力測定を行いました。その際、ひときわ身体能力の高いシニアを複数発見。何か特別なことをやっているのか聞くと、全員が「ヒップホップダンスをやっている」とのこと。春日教授は、この「TGK48」の身体能力を定期的に計測することにしたそうです。
特に高い能力を見せたのが″敏しょう性″。シニアにとっては、歩行中の転倒や自動車などの運転の操作ミスなど、とっさの出来事に素早く対応できることが、生活するうえで大切な能力です。この敏しょう性の計り方の1つである″全身反応時間″の計測で、TGK48のメンバーは20代のレベルのスコアを続出させたのです。
中には、アスリート以上の人も。身体機能は全体的に加齢とともに低下していきますが、敏しょう性は筋力よりも大きく低下し、鍛えるのが難しいとされてきました。しかし、春日教授の調べでは、ここ3年間でTGKのシニアたちの敏しょう性はさらに向上しているということです。
その理由として、ヒップホップの″リズムに合わせにいく″行為そのものが、シニアの敏しょう性をつかさどる神経に刺激を与えていると、春日教授は考えています。ヒップホップの持つリズムは、シニアにとっては非常に早いもので、その非日常的なリズムに、一生懸命合わせようと繰り返し練習することが、シニアの敏しょう性を高めるトレーニング効果につながっているのではというわけです。
ヒップホップダンスはハードルが低い
とはいえ、「この年でヒップホップ? そんなできるはずがないよ」と思う人も多いのではないでしょうか。また、「速いテンポなら、ラテンの社交ダンスだって速いよ」という人もいるのでは…。
実は、ヒップホップダンスこそ、ほかのダンスよりもシニアにとってハードルが低いと言う研究者がいます。東京大学大学院総合文化研究科で人の持つリズム感について研究する三浦哲都助教は、ヒップホップの音楽が持つ特性として、″体の動きを誘発させる″ということがさまざまな研究結果で明らかになっていると言います。
ヒップホップの音楽は基本、ビートと呼ばれる低音の強いリズムで構築されています。そのビートに合わせて上下運動することがヒップホップダンスの基礎的な動きです。この低音の強いリズムが体の上下運動を促すことも、三浦助教は自身の研究で明らかにしています。
「リズムに乗れていれば表現は自由」
さらに、みずからもダンサーである三浦助教は、このシニアへのヒップホップダンスの広がりについて、「ヒップホップはリズムに乗れていれば表現は自由という思想もある。型ではなく、自分は自分であるということを踊りをとおして主張するもの。体の動きに限界のあるシニアにとっては、そのダンスの文化面も人気を促す1つの要因なのでは」と考察しています。
「自分スタイル」で殻を打ち破ろう
シニアだけではありません。人生100年時代、「老後」なんて概念は薄らいでいきます。50代の今こそ、これからどう生きるか考える時。「自分はこういうもの」、「自分の人生はしょせんこんな感じだろう」と自分自身を規定してしまいがちな年代。ヒップホップの特徴である「自分スタイル」は、そんな自分の殻を破ることにつながりそうです。
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「非日常的なリズムに、一生懸命合わせようと
繰り返し練習する」
これこそ私が毎週2回、
ケリーのダンスフィットのクラス
でやっていることです。
私の日常生活での敏捷性が
アップしているのか、
そこのところはわかりませんが、
速いテンポの音楽に合わせて体を動かすって
必死に脳も働かせています。
その時の集中力もすごいと思います。
この記事を書いた記者は50代なのかどうか
はわかりませんが、
確かにエクササイズはせめて
50代から始めておいた方がいいのでは
ないかと思います。
私は40歳からジムに通い始め、
かなりハードなハイインパクト
のエアロビクスにはまり、
そのうちフルマラソンも走り始め、
そしたらガンになり、
走ることはやめましたが、
12年前にフラッグスタッフに引っ越して
またランを再開し、
フラッグスタッフのジムでは
ズンバとHIITと、
そしてヨガにはまりました。
私の場合、どこにおいても
素晴らしいインストラクターに出会えた
からこそ継続できたと言えます。
学校でもジムでも
素晴らしい導き手に出会うことが
その人の人生を(そうです、まさに人生を)
左右するのですよね。
ガンの手術を受けても私がこれまで
健康で過ごせているのはみんな
このインストラクター達のおかげなのです。
さてさてこのブログを読んでくださる
皆さんも、
市や町内会や区域のワークアウトの
プログラムのちらしを見たら、
一度参加されてみてはいかがでしょう。
これまでの人生が(ポジティヴに)
ひっくり返るようなことが
起こるかも知れませんよ。