知らないってことは、ワクチン、ラテン語、3つのミルクのチーズ、

先日、ホールフーズマーケットで

パウンド＄24.99（サンアンドレの2倍以上！！）

もしたのですが、

これは美味しいと直感して買ったチーズは

イタリアのチーズ。

今日、美味しいワインといっしょに食べてみようと思って

冷蔵庫から出して成分を見てみたら・・・。

このチーズは3種類のミルクから作られたもの。
でもVaccine milk ？！

ヴァクシーンってワクチンのことでしょ？
ワクチンを打ったミルク？！
イヤだよ、そんなの。
いえ、ちょっと待て。
3種類のミルクって、牛、羊、山羊のはずだよね？
caprine は（星座の名前から）ヤギだってわかるよ。
だから ovine はきっと羊だ。
でもヴァクチネってさぁ・・・。

で、調べました。

vaccine はラテン語の vacca （牛）
から来ていて牛のという意味。
日本語で言うワクチンは英語では
ヴァクシーンで、これは牛痘から由来している
のだそうです。

ワクチンが牛痘から来ていてそれは
「ラテン語」の＜牛＞から由来しているとは
知りませんでした。
と言うかすっかり忘れていました。
小学生の頃、ジェンナーの伝記、読んだのに・・・。

これで判明。
この ROCCHETTA チーズは予想通り
（と言うか、当然）、
牛、羊、山羊のミルクで作られたチーズ。
何とも言えない風味と香りです。
私は好きです。

それにしても日々これ勉強ですね・・・。

ハ、ハ、ハロウィ～ン

アパートの学生さんたちも頑張って
かぼちゃを。
↑の写真は今朝写したもの。

お隣さんも頑張っています。

これはお向かいさんのかぼちゃ、
暗くなるとこんな感じです。

これは追加で飾ってありました。
なかなか上手に彫ってありますよね。

☆

日本で住んでいたのは外国人も多く住んでいた
西宮。
今はシアトルに住む友人と一緒に、
息子を連れて、1度ハロウィーンパーティに
招待されて行ったことがあります。
集まったのはほとんどがアメリカ人とイギリス人。
それはけっこう楽しかったのですが、
私はてっきり、彼らは異国の日本で
ハロウィーンを楽しんで、故郷を
懐かしみたかったんだと思っていました。

ところがアメリカを離れて、9年ぶりに
サンタフェに引っ越して、
あるハロウィーンの夕方、同級生の息子の友だち
のお母さんが、ハロウィーンのパーティに
行かなくちゃ、と子供をどうしようか、
どこに預けようかと話しているのを見て、
へ～え、大人もハロウィーンパーティをするんだ
とちょっとびっくりしたことがあるのですが、
何の何の、子供たちは
Trick or treat、
大人たちは大人たちでパーティ～！！

今どきは日本でもハロウィ～ン。
そのうちサンクスギヴィングも祝われるようになるかな。

楽しいことは何でもやっちゃえ！

年中行事もアメリカ化だ。

アキマの絵がホテルのレストランに展示されています

明日は日本へ旅立つ、ホピの

アーティスト、アキマの絵が町のホテルの

レストランに展示されています。

写真が上手く撮れていませんが、
これは今年のハードミュージーアムの
ショウでメダルを取った、彼の
おじいちゃんの絵。
 偶然にも私が11年前、サンタフェに住んで
いた時に買った
HOPI PHOTOGRAPHERS
HOPI IMAGES
という写真集にも、このおじいちゃんの写真が
載っていました。

これらは先日、私の友人でお母さんのマリィが
一生懸命フレームに入れたもの。
オリジナルは彼の日本へ持って行く荷物の中です。
日本のお客さんは彼の絵に
どんな反応を示すでしょうか。

かわいいポットたち

久しぶりにのぞいた仕事場の近くの

スリフトショップ。

ハロウィーンのグッズと飾りつけはすっかり

消えて、店内はすでにクリスマス。

こんなかわいいポットに植わったプラント。
下のポットもかわいいでしょう？
こちらはアロエです。

お店のスタッフが自分の家からアロエを
摘んで来て、植え替えたものだそうです。

最近は好きなパイレックスのミルクグラスも
全然出なくて、でも今日は
こんなかわいいポットとプラントを見つけて
ちょっとうれしくなりました。

薪、トラックに一山＄360

仕事場の前のパーキングにしばらく停めて
あったトラックの荷台には
山盛りの薪。
今日、お店に来たナバホのお客さん。
ふと見たら、この薪を買って、
トラックに引っ張っていたトレーラーに
薪を積み替えて、積み切れない分を薪の所有者が
彼女のトラックに投げ込んでいます。

きいてみたら、冬中燃やす薪の量は
この3倍分くらい必要なのだそうです。

☆

先日行ったジェイの家でも
ホピの家でも薪ストーヴは当たり前。
木が燃える暖かさをガスや電気ストーヴと比べるなら、
喩えれば、LPレコードとCDの音の違い
とでも言いましょうか。
薪が燃える暖かさはまろやかでじんわりと
暖かいのですよね。

火は偉大です。
火があれば国家はいらない。

とエッセイの中で藤原新也も言っています。

Whole Foods で涙

時間があればもちろん、スコッツデールの

ファッションスクウェアや

ノードストロムのRACKものぞいてみたいですが、

時間もないので、とりあえずは

必要な買い物。

昨日のフェニックスでのお話です。

私には手に入る限りの最高級牛挽き肉。
オーガニックで100％Grass Fedです。

フラッグスタッフで買ってるローカルのパンは
美味しいですが、やっぱりオーガニックには
勝てないですよね・・・。
オーガニックでなおかつ美味しいのですもの。

いくらフェニックスも涼しくなったとは言え、
やはり氷は必要です。
Whole Foods マーケットの保冷用バッグを
買いました。

スコッツデールのホールフーズマーケットでは
試食にワインの試飲と活気がありました。
サミュエルアダムスの
ハロウィーン限定ビールも。

☆

ここで買い物を終えてTATUMにあるカーウォッシュへ。
6時で閉まるのでぎりぎりセーフ。
そこを出た時はもう外は暗くなっていました。
ここからほぼ最終ストップのコスコへ。
コスコでの買い物が終わって、
私のキィがないことに気づき、真っ青・・・。

どこまで持っていたか、記憶がたどれない。
カーウォッシュはもうとっくに閉まっています。
あそこでキィはどうしてたんだっけ・・・？
もしかして、買い忘れたリンゴを買いに戻った
ホールフーズかも・・・。
レジで袋に入れたリンゴとキィを手に握って
いた記憶がある・・・。

私はただもうホールフーズにありますようにと
祈るばかり・・・。
こんな広い、漠としたフェニックスで、
大切な車とアパートのキィ、そして
二つもつけたホピのキィチェーンを失くしたら・・・。

101を東へ。スコッツデールロードで
降りて、ホールフーズマーケットの
カスタマーサーヴィスに直行。
キィを落としたと思うのだけど・・・。
どんなの？
車とアパートのキィにおっきな鈴がついたの・・・。
レジの引き出しをおもむろに開けたマネジャーの
（名札を見たら）JAMIE。
あった！！！

車に戻ってフリーウェイに戻ったら
何だか気が抜けて、不覚にも涙が・・・。
この時ばかりはカミサマはいると
思ってしまいました・・・。

落としたらすぐにわかるように、
カチーナダンスでカチーナが足に巻き付けて
踊る、大きな鈴をつけているにもかかわらず、
こんなことが起こってしまう。

あわてるとはこういうことなのでしょう。
鈴すら意味をなさない・・・。

あー、時間がたっぷりあればなぁ。

春だけでは秋（飽き）足らず、フォール（秋）リーグ

気温は25℃。
暑すぎず寒すぎず、フェニックスは
理想的な気候です。

今はフォールリーグのシーズン。

将来のトリィ・ハンターが、イチローが
出て来るかも知れないフォールリーグのラインナップたち。
すでにメジャーの試合に出た選手もいます。

スプリングキャンプはアリゾナに引っ越して以来
毎回来ていましたが、
フォールリーグを見に来るのは初めて。

☆


でもはっきり言って私には
スコッツデールスタジアムに来る途中、
キャメルバックのどこかで一瞬目に入った、
＜Don't mine sacred place＞
のプラカードを掲げていた数人の人たちのことの方が
気になって仕方がありませんでした。
これは紛れもなく、ウランのこと。
あれはどこかのウラン鉱山会社のオフィスだった
のか、それとも・・・。

一人だったら絶対戻ってデモンストレーターに
話を聞いていましたが・・・。

スコッツデールスタジアムで2時間を過ごした
おかげで必要な買い物をする以外の
場所でウィンドウショッピングをする時間は
全くありませんでした・・・。

1等賞はレント75ドル引き！

ふだんは夜、ランプがぴかぴか点滅している
のしか見たことがない、ベランダの
ハロウィーンの飾りつけ。
今日は仕事がオフで、朝ジムに行った帰り、
じっくりとご近所のデコレーションを見て
まわりました。

1等賞には11月分のレント75ドルオフ！
とは言えデコレーションの費用にも
けっこうかかったりするのですよね・・・。

ビジネスからプライヴェートまで
ハロウィーンのデコレーションにかける費用も
ばかにはならず、アメリカではすごいビジネス
なんですよね。

貧乏な私の職場など、もう何年も同じものを
出しては使い、しまってはまた出して来て
今年新しく付け加えたものはお金をかけないで
作ったてるてる坊主。
こちらでは＜ゴースト＞なんですって。

ハロウィーンが終われば本格的
ホリデーシーズンに突入で、個人だけではなく
ビジネスも、デコレーションにお金がかかる
シーズンです・・・。

（あやかれるものなら）あやかりたい、大好きホピのおばあちゃん

バスケットダンス用のリングを買いに来ていた

グリセルダのお姉さんの

ヴァランタイン。

セカンドメサ、ションゴパヴィのプラザの家に

一人で住んでいます。

めったに会えないけれど、

私の大好きなホピのおばあちゃん。

今89歳！で来年の2月14日には

90歳になるのですって！

そしてまだダンス用のバスケットを編んでる！

そうだったんだ。
ヴァレンタインデーに産まれたから
ヴァランタイン（ Valantine ）と名づけられたのですね。
後ろに写っているお孫さんに私の働くお店まで
連れて来てもらったのですが、まだヴィレッジの中なら
車の運転もするとか。
「この間ウィンズローまで一人で運転して行って、
みんな私のことを探し回ったの。」

小柄でほっそりした1922年生まれの彼女と
おそらく20代と思われる彼女の孫の女のコとの
体型の違い。
生活習慣、食べる物の変化による体型の差
はホピも例外ではなく、3世代でこの違いです。

それにしても89歳でこのしゃんとした体型、姿勢。
あやかれるものならあやかりたい、
ヴァランタインおばあちゃんです。
来年の彼女の90歳のお誕生日には何か
プレゼントしたいです。

ピノ

これは今日、例のすごく美味しかったワインを
（それは次に載せますね）買いに行った
ワールドマーケットで見つけた、2009年ピノノワール。
2009年はまれにみるワインの豊作の年です。
（2008年も、去年2010年ももひとつ・・・。
私の記憶によれば2007年も出来は良かった。
と言うことは何？奇数年の方が出来がいいってこと？
なら今年も期待出来るかな？）

ロサンジェルスにいた時、サンタモニカの
ファーマーズマーケットに来ていた
ヴェンダーがピノノワールを作るぶどうを
持って来ていることがあり、あった時は必ず買っていました。
真っ黒い色のこのぶどうが美味しかった・・・。
ワインにすると色は薄めですが、こんなに軽くて
やさしいワインになるのですね。
いただいたことはありませんが、
ロマネコンティにするぶどうなのですって。
（ウィキぺディアより）

このワイン、キャップも新しい。
こんなの見たの、初めてです。

☆

日本に帰ると、美味しいものがいっぱいある
にもかかわらず、私がミスするもの。
美味しいカリフォルニアワインと、
美味しいコーンチップスなんですよね・・・。

GMO 再び

日曜日に行ったセドナのニューフロンティアマーケット
にGMOに関する別のパンフレットがあった
ので持って帰りました。
オーストラリア、日本、EUの国々など
世界で30カ国がGMOのプロダクツに
制限を設けているにもかかわらず、
アメリカはGMO作物を作り出した会社による
研究結果を承認して、
GMOの商品が認可されています。

と、書かれてあります。

GMO作物を使っていることの表示は・・・？
残念ながらアメリカでは義務付けられていません。

アルファルファ、なたね、コーン、コットン、
亜麻、パパイヤ、米、大豆、てんさい、ズキニ、
（黄色の）サマースクワッシュはGMOの可能性
大いにあり。

そしてアスパルテーム、アミノ酸、クエン酸、
MSG（味の素）、ガムシロップなどなど
遺伝子組み換え作物から抽出された物質で
作られていると思われるもの。

最初にフラッグスタッフのニューフロンティア
から持って来たパンフレットに書いてあったように、
アメリカで消費される加工食品の
80％が、何らかの形でGMOというのも
うなずけます。

はっきり言って一般的なこの国の食べ物はコワイ。

70年代の話ですが、当時の雑誌に載った、
アメリカではブロイラーの毛をむしる手間を
省くのに、毛のない鶏を開発したという記事を
読んで、震撼した記憶があります・・・。

バスケットダンス用のバスケット

お店のお客さんのホピの女性が
わざわざ作りかけのバスケットを持って来て
見せてくれました。

これは亀のパターン。
真ん中のひし形は命を表わしているのだそうです。
これを作るのも、一箇所ミスをしたら
作り直しですごく大変なのに、
長い名前を編み込んだりする女性（ひと）もいて
びっくりしちゃうのよ。
やっと娘が今回、一人で編んだの。

ヤッカ（ユッカ）の茎で編むバスケットは
ホピの女性たちが母から娘へと伝える
大切な伝統です。

これがヤッカ（ユッカ）の茎。
何だかいい香りが漂ってるなあと思ったら、
このヤッカが放つ香りでした。

この＜ドリームキャッチャーリング＞
がホピのバスケットに使われるリングです。

10月の半ばからバスケットダンス用に
ホピたちがこのリングをたくさん買いに来ます。

きょうもけっこう売れました。
バスケットダンスは女性が取り仕切るセレモニー。
まず今週の土曜日、
セカンドメサのションゴパヴィであります。