2010年7月3日土曜日

ローレンスとグリセルダ

私のホピの父と母、ローレンスレンスとグリセルダが
お店にやって来ました。
今日と明日、北アリゾナミュージーアムで開催されている
ホピショウに来た帰りでした。
私のアメリカンネームが<雨>なので、
ウォータークランのグリセルダは私は娘なんだと。
ありがたいことです。
確かに彼らは私の両親くらいの年齢ではありますが・・・。
ローレンスがかつて世界中に(?)ガールフレンドがいたと
グリセルダの口からも聞いたし、ローレンス自身もそんな
ことを言っていました・・・。
彼はこのお歳になってもなかなかハンサム。
グリセルダもなかなかの美人だと思います。
ある時、私が車の後ろの座席の、ローレンスの隣に
ぎゅうぎゅう詰めに座らないとけないことがあって、
私がグリセルダに「ローレンスにぴったりくっついちゃうわよ。
羨ましがらないでね」と言ったら、
私はもう十分そういうのは味わったからいいわよ、と
粋なことを言ってのけるグリセルダもカッコイイ!
それにしてもいつも二人そろって、
やっぱりいいカップルのローレンスとグリセルダでした。
今日はグリセルダとのツーショットは
お孫さんのガールフレンドと。
彼女、ちょっと太りすぎ。
でもグリセルダがローレンスの作ったペンダント用に
私がカットしたシルバーのチェーンの小さな輪の中に
上手にジャンプリングを通していたのには感心。
手先が器用な人でした。
ホピのアーティストは大体みんな自分の作ったペンダントに
シルバーのチェーンをつけます。
シルバープレイティッドと呼ばれる
単にシルバーカラーのただの金属のチェーンをつける
人もたまにいて、私は基本的にそういう人のジュエリーは
買わないことにしています。
(ホピの神様、カチーナの住む)サンフランシスコピークスに
登ろうと思ってるんだけど
頂上で何かしないといけないことってある?
とローレンスにたずねたら、僕に200ドル払うことだね
と、そ知らぬ顔で冗談を飛ばすので、
思わず肩をひっぱたいてやりました・・・。
ローレンスとグリセルダ、お店にやって来ると
いつもなぜがとても元気をもらえる、そんな二人です。

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