2016年8月26日金曜日

Patagoniaの挑戦とこだわり、ウェットスーツ篇









数日前に送られて来たPatagoniaの
カタログ。

表紙の黒いもの、そして
<我々は自分たちで栽培してます>
というフレーズ。

一体何のこと?

とページを開くと、














木々の林、






木はゴムの木。










樹液の採取には熟練を要し、
ナイフを持つ手の力の入れ具合、
切り込む際の正確な角度が重要で、
それを間違うと木は腐りやすくなる。













切り倒されたゴムの木を燃やすこの写真は、
ラオスで撮られたもの。

世界中で供給されるゴムの中のたった
5%だけが、FSCで認証された農園から
供給されているのです。


FSCとはForest Stewardship Council。


世界中で、森林維持等に関する基準を
設けている団体で、
環境、社会、経済の3つの部署に分かれて
森林を管理するノンプロフィットの機関です。



Patagoniaはオーガニックコットン
だけではなく、
ウェットスーツの素材にも
一石を投じようとしているのです。







左の写真は、パラゴムノキから
流れ出す樹液。

パラゴムノキはグァテマラで1940年代
から栽培され始めて、
7年経てば樹液を採取出来るのですって。







採取された樹液はこうして運ばれ
(右ページの写真)、











その樹液(ラテックス)は(左のページの写真)
FSC認証として、最後まで分別されて
加工しないといけません。







おそらく世界初であろう、
素材のゴムにまでこだわった、
Patagoniaのウェットスーツ。







Director of Innovation Researchという
ポジションに日本人の男性が
いらっしゃいました!







私がPatagoniaのウェットスーツを身につける
ことはまずないと思いますが、
もし私がサーファーなら、
こんなPatagoniaのウェットスーツを着て
サーフィンしてみたいですね!

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