2016年8月21日日曜日

サンタフェインディアンマーケット2016 7)テイロン(・ポリクァプテワ)










テイロンが久しぶりにエントリーしていました。

全く頭になかったので、
カタログのアーティストリストで
探すこともしなかったのですが、
もしやと思い調べたら‥‥。


何といたんです。
久しぶり!と再会出来て感激です。











バックの黒い布にディスプレイされた
カチーナたち、
1体をのぞいて全て<SOLD>の札が。

すごいですよね。

私が見た限りではカチーナで
こんなに売れていたのはおそらく
彼ぐらいではなかったでしょうか。



かつて賞も色々取ったことのあるテイロンは
好きなファンもいるのでしょうし、
ぱっと見て、やはり目立つ作品、
特徴的なカチーナを作っていますよね。



今年は16体作って来たと言っていた
テイロン。

ずいぶん頑張ったのですね。


SOLDの紙が貼られたカチーナは全て
大ぶりで、
こういうのを作成するのには
けっこう時間がかかるでしょう。










もう一足早かったらなあ。

白人のおばさんが握り締めていた
カエルのカチーナ。


それほど大きくなく、
飛び出た目がコミカルでユニークです。


握った彼女の左手がなぜか

ぶるぶる震えていました。

この方、思案しながら結局

2体買っておられました。







私は小さいカチーナを。

それでもていねいにパックしてくれました。








Avotshoya 

コーンダンサーの1つで、
<young corn>という意味のカチーナ
だそうです。


ホピにとっての聖なるコーンは
種をまいてから目を出し、
その生育過程ごとにそれぞれ
名前がついています。


お顔と言うか、表情が何とも言えなく
ユーモラスでかつ
癒されるでしょう?










裏側にもこんな絵が。










サイズを合わせて、カチーナを
並べ替えました。


上下の2体はテイロン作。


右側はデイヴィッド・モワ・ジュニア作。


左側のは牛のカチーナで
8年前に行ったTuba City Fair
で初めて手にしたカチーナです。



飾っていつでも眺められて
癒されるので
カチーナはいいですよね。





















2 件のコメント:

  1. 素敵なカチーナですね。
    裏側も拘りが見えて個性的です

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  2. コメント、ありがとうございます。

    そうですね、やはり彼の作るカチーナはすばらしいですよね。

    それはテクニックだけではなく、彼のホピとしてのカチーナへの敬意、
    色使いなど細部へのこだわりが作品ににじみ出ているからだと
    私は思います。

    もちろん天性のセンスの良さ、それが私の好みにぴったり合うということも
    あるかと思いますが。


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