2014年3月17日月曜日

サプライズ球場のヴォランティアたち






球場に入ってすぐのテーブルに座った
3人のおばさまたちに、

サプライズ・サンダンサーズって何?

とたずねました。


このロゴと<サンダンサーズ>という名前に
反応した私。


それは、この球場に所属するヴォランティア
グループのことで、
700人以上いるのよ、とのこと。


レジスターして、
レクチャーを受けて、
だいたい3月に5試合、
ヴォランティアで出るのよ。

5試合ならね、まあ出来るわ。
それに私は野球が好きだしね。


なるほど、サプライズの手前の
サンシティはシニアの町。

それも引っ掛けてのサンダンサーズかな。









試合もまだ始まらないし、
うろうろしていたら、
またまたヴォランティアたちが。


最初のテーブルに掛けた
サンダンサーズの旗の写真を撮ろう
としたのですが、風が強過ぎて、

上手く撮れませんでした。

ここなら屋根の下なので、風は大丈夫。
で、このおじさまに断って、
旗の写真を撮らせてもらいました。


そして私の目はこの方のかぶって
いたキャップに。

というより、キャップについたマークに。

どこから来たんだい?
とおじさまが聞くので、

フラッグスタッフよ、と私。

どこだって?

フラッグスタッフよ。


ああ、フラッグ、スタッフかい。

あぁ、やっと伝わった。

それにしても、
何で<フラッグスタッフ>が
伝わらないの?

<フラッグスタッフ>って聴こえないのかしら?!

だから私、あなたが嫌いなの、
とパンチを1つ。

もちろん、冗談です。

その帽子、いいわねえ。
するとおじさま、かぶっていた帽子をぬいで、
隣の女性に、ぼく、2つ持ってるから、
あげたっていいよね?と言いながら、
何と、この帽子をくださったのです!

お名前は?ノームだよ。









というわけで、ついていたピンバッジは
はずして、
私がいただいた帽子。






欲しくなっちゃうとすぐに口に出す
私も私だけど、
(もちろん、まさかくださるなんて
思いもよらなかったですよ)

じゃあ、あげる、とぽんと帽子をぬぐなんて、
そんなノリのいい人も好きだなあ。










ノームさんの隣に座っていた、
ローラさんは、
ストローハットに、
カチーナみたいなピンバッジがいっぱい。










彼女はもう7年か8年、ヴォランティアを
しているのです。

1年に1つ、このバッジをもらえるのよ、
とローラさん。


おそろいのキャップかハットに
黄色のポロシャツ姿のシニアたち。


みんな陽気で、くったくがないです。


春のトレーニングの時期だけ、
こうやってヴォランティアに来るシニアたち。



マリナーズの球場、ピオリアに行っても、
シニアのヴォランティアたちがたくさん
様々な部所で働いています。


こういうところもメジャーリーグが
うまく機能している一面ですよね。






帽子がなくなったノームさん。


立派なつるつるの頭を惜しげもなく
見せて、真っ黒なサングラスが、より
貫禄をつけていました。


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