今、これを書いているのは、 日本時間で、3月11日、午前10時半。
今から3年前の、あと約4時間後にあの 東日本大震災が起こりました。
地震の大きさと津波の高さとその威力にも、 ニュースを見ていて、怖くて 震えが来ましたが、 次に何が一番懸念されたか。
それは<原発>でした。 原発の事故から来る<放射能>でした。
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今日はリハビリの日。 ダウンタウンに出たついでに、 マウンテンスポーツに寄りました。
私はパタゴニアのフード付きの、 ウルトラライトダウンジャケットが欲しくて、 でもダウンジャケットはもう、 4種類持っていて、 そんなにたくさんあってもなあと思いつつも お店にいたマネジャーのブリトニーと ダウンJについてしばしの会話。
そこで私の無知さ加減が暴露されてしまった。
今日も私が来ていた黒の薄いダウンJは、 ナノパフシリーズのもので、 中は<ダウン>ではなく、 ポリエステルだったのです。
へ〜え、羽じゃなかったの?!
そこからブリトニーのダウンJに関する <講義>の始まり。
ちょうど雇われたばかりみたいで、 お客の少ない時間帯に ブリトニーから商品の説明を受けていた、 白人の(このお店には場違いな服装の)女性が、 あなたの方が(ここで)働けばいいのに、 と笑っています。
以下はブリトニーのお話。
パタゴニアのダウンジャケットに使われる <羽>はすべて、食用の雁から取られていて、 「死んだ」鳥から取る羽である。
羽だけ取って、あとは知らん顔ではない。
羽がどこで集められたかのトレースが 出来る(出元をたどれる)のは、パタゴニアだけ。
R.E.I. もノースフェイスも、マウンテンハード ギアも、マーモットもどこも それ(羽の調達先)には言及していない。
私はずっと、これだけたくさんのメーカーが ダウンジャケットを生産して、 世界中にダウンジャケットが出回っていて、 そんなに莫大な量の羽を調達した、 羽をむしられた鳥たちが一体、 どうなるのか、 それが一番の疑問でした。
だから、今日、ブリトニーにそう たずねたのです。
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