2014年3月1日土曜日

ハードミュージーアムのショウ その5)ジェラルド!





ホピでのセレモニーで見るジェラルド、
こういったショウで見る、
アーティストとしてのジェラルド。

ションゴパヴィではベアークランの
メンバーとしても
1年を通して忙しいはずなのに、
精力的に作品を作り続けて、
あちこちのショウにも参加しています。











私が見せようと持って行った、
1950年7月号の<アリゾナハイウェイ>
を熱心に見るジェラルド。

フレッド・カボーティの写真を見て、
ぼくは彼に会ってるんだよ。
子供の時にね。

でもそんな立派なアーティストだなんて、
全く知らなかったよね、
と笑っていました。






トゥーファキャストとインレイで作った
圧巻のコンチョベルト。

白人の男性が賞を取ったのかたずねたら、

いや、取らなかったけど、
別にいいんだ、とジェラルド。








バックルバッキング、コンチョの裏のループ、
全てシルヴァーで手作り。

かつては今のように、出来上がったものはなく、
何から何まで作家が自分で作ったのでした。








白人のインディアンジュエリー好きの男性は、
ボロタイが好きですね。

それも大きいのが。

⬆のロングヘアーカチーナデザインの
ボロタイはすでに売れていました。


写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
もちろん編み上げた革ひもの先に付ける
ボロティップもジェラルドが作ったもの。


今のように出来合いのボロティップも
売っていなかった頃は、
ティップも作家自身がシルヴァーで手作り。


ぼくは古いやり方を知ってるからね、
とジェラルド。







オーヴァーレイ、トゥーファ、
そしてモチーフの蜘蛛をシャドウボックス
にしたデザインのペンダント。

面白い!






岩絵のデザインかな?
これもペンダント。

ターコイズが高そう‥‥。











矢と羽のイヤリング。
どっちも欲しい!






このボロタイも素敵でした。







あのデッカい体(笑。でも最初に出会った頃
に比べたら、彼もずいぶん体重、しぼりました)
でこういう、かわいい、
繊細なものも作ってしまうのが、
ジェラルドの作品性の面白さでしょうか。


これもいい!


朝のうちは、いつもに比べて、客足も
ちょっと少なめ。

お天気が良くなかったですからね。


でも明日には彼のジュエリーも、
いっぱい売れちゃうんだろうな。

もちろん売れた方がいいけれど、
あ〜、みんな手に入れたかった!




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