2014年3月3日月曜日

黒人監督に初めてのアカデミー作品賞





今年(だけではないですが、フラッグスタッフ
に引っ越して以来)、アカデミー賞の
主たる部門でノミネートされた映画のうちで
見たのはアメリカンハッスルのみ。


これはたまたま LA にいる友人が面白かった
と言うので、見に行ったのですが、
私たちは???

良かったのはジェニファー・ローレンスくらい。


この <12 Years a Slave> はこの町の映画館でも
少しの間上映していたのですが、
私は行くチャンスを逃しました。










作品賞、取りましたね。


奴隷制度に耐えたすべての人々と、
今も奴隷という立場で苦しむ世界中の人々に捧げる、
と受賞のあいさつの最後を結んだ
スティーヴ・マクイーン監督。


ステージで飛び上がって喜んでいた姿が
何とも印象的でした。








プロデューサーの一人に名を連ね、
ほんの少しだけ登場する(らしい)
ブラッド・ピットのことを、
「あんなにおいしい出番はないよね。
ロケの日数が少ないのに一番目立つ。
バラエティで最後の最後の5分だけ笑いとる
ヤツみたい」
とぶった切ったデイブ・スペクター氏。
(サンスポの記事より)


映画は見ていませんが、
少なくても、昨日のアカデミー賞では
別に一番目立っていたとも思いませんが。


拷問シーンなどを振り返り、「これ打ち上げ
やりにくいよね〜」と話した云々。
(これも同じサンスポの記事より)


これはこの映画のトークイベントでの言葉です。


こういうこと、言っていいのでしょうか。


私にはすごく違和感が残りました。


映画の内容を揶揄するというより、
半分バカにしているようにすら取れます。


少なくても、こういった歴史上の事実、
それも<奴隷制>という人類が2度と行っては
いけない最も非人道的な行為を描いた
映画に対する、<まっとうな>トーク
とは思えません。


アメリカの黒人問題、
<奴隷制>のことに、
ある意味疎い、日本という国でのことかも
知れませんが、彼もアメリカ人。

自国の歴史は学んだでしょう。


あまりにも軽卒なコメントだと
言わざるを得ません。


それにしても助演女優賞を受賞した
ルピタ・ニョンゴはかわいくて、
聡明で、すばらしい女性ですね。

<ルピタ>ってメキシカンの女性に多い名前
なので、ちょっと不思議に思っていたら、
何とメキシコ生まれ。



英語、スペイン語、スワヒリ語、(自分の
部族の言葉である)ルオ語の
4言語に堪能だとか。



映画、この町の映画館でもまた
やるかな。

その時は絶対見に行こう!















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