2011年11月10日木曜日

ホピと日本人がナバホ語であいさつ


ロサンジェルスにいた時
時々コリアンマーケットに買い物に
行きましたが、レジでは必ず
アンニョンハセヨ・・・と韓国語で通されました。


このお客はコリアンではないかな、
この人、何人だろう、とかコリアンはいちいち
考えないのかなと常々
思っていましたが、
きっとそんな一瞬の想像力も
働かせないほど忙しかったのでしょう。
もちろん私がコリアンに見えたのかも知れませんが。



☆☆☆




私が今働くお店の90%のお客はナバホです。
で、ナバホ語が日常的に行きかっています。
ほんのわずかなホピのお客さんにも
一人のナバホの店員はナバホ語であいさつ。
相手がホピだとわかっていても。



私ならちょっとむかついて、何か一言
言うかも知れません。




でもホピは何も言いません。
ユーモアのあるホピなら、
ナバホの店員にナバホ語で応えています。


私とでも時に私がハローと言うと「ヤァテ」、
「アッヒャッハー」(ありがとう)、
「ハゴーネ」(またね)などと、
あいさつはナバホ語になっていたり。



今でこそ言われなくなりましたが、働き始めた
頃はナバホのお客によく言われたものです。
ナバホ語を話さないとね、と。
ホピはもちろんそんなことは言わない。
こういうところにもホピとナバホの違いが
よく表われています。


ナバホはどちらかと言えば
支配的、傲慢、自己中心。

もちろんこれは私が今の仕事場という
ごく限定的された場所での経験
から得た結論ですが。



☆☆☆



アジア人と言えども、例えば隣り合った中国と
韓国、ほんの短い距離を海ではさんで
韓国と日本、この3つの国の国民性と言うか
気質みたいなものもずい分はっきりと
違っていますよね。


もちろんこれには地理的、歴史的、政治的要因
が大きく関わっているのでしょうが。



ネイティヴアメリカンと括ってしまえば
1つですが、
もちろんそのトライブ(部族)はいくつもあり、
全米に300以上の部族が住んでいます。


ここ西南部に住む部族はナバホが圧倒的に多く、
ナバホは全米のインディアンの中でも
1番の人口です。


今の私の仕事場のアシスタントマネジャーは
アラスカネイティヴのクリンギット族と白人の
ハーフです。


お店では彼女と私が非ナバホで、
けっこう肩身が狭い立場なので、お互い
そんなストレスをこそっと吐き出すこともあります。



そんな彼女がある時面白いことを話してくれました。
東南アラスカではナバホとホピみたいな関係が
クリンギットとハイダなの、と。
クリンギット族はハイダを奴隷
にしていたこともあるのだと。



ナバホの支配的な資質がその圧倒的な
数から来ているのか、それとも
他に要因があるのか
私にはわかりません。



シルヴァーの高騰でジュエリーの材料を
銀からニッケルに変える
ナバホのシルヴァースミスが増えて、
トレードする銀のスクラップに
ニッケルが混ざったまま持って来て、
私たちを惑わす?お客もけっこういるのですが、
ホピは(もちろん銅とかは別として)
銀しか使わない。


そういうところにもホピとナバホの人種的(?)
あるいは部族的資質の違いが
表われていると言えるかも知れません。



今やナバホのアーティストの中には
オーヴァーレイが主流の人もいて、
たまにインターネットで探すと、それも
ホピジュエリーのカテゴリーに入ってたりして
ちょっとびっくり。


もちろんホピのオーヴァーレイとナバホ
のそれとは違うのですが、
時にデザインから全て似せたものもあり、
私ですら間違ってしまうこともあります。



誤解をしてもらったら困るので付け加えますが、
私はエディソン・スミスやトーマス・ジムや
クレンドン・ピート、
ペリー・ショーティなどの
トラディショナルなナバホのジュエリーは
大好きです。



☆☆☆



知ってみるとちょっと複雑、ディープな世界ですね。






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